吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「クラス会と風俗 行かぬ後悔行く後悔」です。
老人のクラス会 病気の話ばかりで楽しくない
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
1月2日で73歳になった俺だけど、70歳近くなってからクラス会がめっきり減ったような気がする。
60代前半まではよかった。
会社定年して旅行に行っただの、子供が結婚したとか孫が可愛いとか、まだ明るい「未来」がある。
しかし、65歳を過ぎたら、病気になっただの、嫁が死んだなど、暗い話ばかり。
それほどでなくとも、血圧が高いとか夜中におしっこで目がさめるとか楽しい話がひとつもなくなり、みんなで集まるのもおっくうになってくる。
そして、いつも幹事をやっていた男が死んだりして、気づけばクラス会はなくなっていた。
クラス会と風俗は同じ けっきょく後悔ばかりしている
クラス会って、若いころからずっと思っていたけど、行かなかった後悔と行った後悔は同じだ。
現役の頃はみんな自慢ばかりしている。
そう、マウント大会だ。
出世したとか、給料高いとか。
行かなきゃよかったって思ってしまうけど、行かない年は、自分のいないところで盛り上がってたらどうしようって、へんなジェラシーが湧き出てくる。
これは、風俗にも当てはまる。
性欲にかられて、何が何でも行ってしまうことがあるが、たいていは期待したほど面白いことはない。
プレイが終わり、嬢との他愛ないトークをしてる時にすでに虚しさがにじみ出る。
帰り道、取り返せぬ時間と金への後悔、そして病気への恐怖が心をかけめぐる。
そう、クラス会も風俗遊びも後悔先に立たない行事である。
まあ、風俗の場合、ちんぽは立つけどね。
今年は、クラス会をやるよ。
俺が幹事やるから。
あ、バイト休めないかな・・・。
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