吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「場末のスナックの隣に闇風俗 老人アルバイターハマる」です。コロナ収束したのかな?
地下鉄沿線に闇の風俗 楽しすぎてすぐに果てる老人
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
もう12年くらい前のことだが、俺の住む街の地下鉄某線某駅から徒歩10分くらいのところに、闇の風俗があったことを知る者は少ない。
その頃、俺は会社を辞めて心がすさんでいたので、昔の部下が「面白い店があるので、行きましょう!」と遊びに連れていってくれた。
場末のスナックで、まず1杯。
そして、そろそろ「例の店行きますか」ということになって、隣の店に向かった。
「面白い店」は、なんのことない普通のスナックみたいな装いだった。
『おい、どこが面白いんだ?』と訝しがる俺をしり目に、「まあ、入りましょうよ」言われるまま入店した場所は、例の闇風俗だったのである。
まず、入口で待ち構えていたのが、松山千春くりそつのスキンヘッドに白いスーツの暴力団風の強面のにいちゃん。
松山は俺達を一瞥し、「いらっしゃいませ、お二人様ですね。コースはどういたしましょう?」と淡々とした接客をする。
コースは、6000円コースと11000円コースがあるという。なぜか時間は同じ45分だ。
「まあ、みなさん大人ですからぁ、言わなくともわかりますよね。値段が高いということは、それだけ・・・、楽しいことがあるということですよ。フェッフェッフェッ・・・」
もちろん、俺達は11000円コースに挑みましたよ。
待合室で5分くらい待っただろうか。まず一人呼ばれ、俺が先に入った。
薄暗い店内、カーテンで仕切られた部屋。安物のマット。
薄汚いその部屋から出てきた女性は、信じられないだろうが、予想を大きく裏切り、すげーイイ女だったのよ、これが。
自称・26歳。色白でぽっちゃり。
松山の言うとおり、11000円コースは、6000円コースと同じ時間でも高いだけあって「本番あり」だった。
でも、あんまりよすぎて、30秒でイってしまいましたよ。
そうとう時間余っちゃったけど、あまり良すぎて、ハマってしまった。
でも、3回目に行った時には、すでに店はつぶれていた。
どうも警察にタレコミがあって、捕まっちゃったようだ。
あの、松山千春みたいな店長は、豚箱行きだったんだろうね。
それにしても、あの店はなんだったんだろう。幻の名店だ。
できることなら、もう一度行きたいよ。
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