吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。団塊の世代を代表し、「老人アルバイト伝説」を毎日発信。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「団塊の世代・人生相談大会⑭「人がいいだけの自分に嫌気がする初老女性」」です。恒例の人生相談大会。吉田ゴンザブローがあなたのお悩み解決します。
人がいいだけの自分に嫌気がさしてしょうがありません。
相談者:加賀美紀子(62歳・主婦)
人がよすぎる自分に嫌気がさしています。
とにかく自分を抑え、気配りをして生きてきました。人が笑顔になることがなにより好きで、人前でぜったい本音は言わないようにしています。
子供の頃から今に至るまで、友達は多いほうで、どちらかと言えば明るいキャラクターで通していますが、自分というものがなく、何か弱々しい自己イメージを払拭できません。
最近ふと「この人のよさは何なのか・・・」と虚しい気持ちになることがあります。
この前も、私と友達3人で、タクシーの順番待ちをしていたのですが、友達2人にタクシーを譲ったものの、自分が乗っていく車両がなくなり、数十分待たされるといったことがありました。タクシーを待っている間なぜかイライラし、先に行った2人のことに腹が立ってどうしようもありませんでした。
最近そんなことが多々ございます。
吉田さん、人のいい私は、今後どのように生きていけばいいのでしょうか。
吉田ゴンザブローの回答 「人がいいのではなく、嫌われるのが怖いだけ」
62歳の初老のおばさん。
人がよすぎる自分に嫌気がさしているということですね。
はっきり言いますが、それは「人がいい」のではなく、単純に嫌われるのが怖いだけ。
実はずるく、イヤらしい人間なのです。
私は、あなたみたいな人間が大嫌いです。
あなたは、「気配り」をして、本音を押し隠しているのは、親切心から行っているわけだはなく、単に人に好かれたいだけなんですね。
つまり、自尊心がたいへん低い人間だと言い切れましょう。
こういう人は、いっけん癖の強い人間に取り入るのは上手なのですが、狡猾な人間にいいように利用されたりします。
これが、「弱々しい自己イメージ」の正体です。
まずは、そこを理解しましょう。あなたは、ただの弱い人間なのです。
しかし、それを素直に自覚し、過去を反省した時、あなたは生まれ変わることができるかもしれない。
クセが強く、人に嫌われまくっている人間を軽蔑することは簡単です。しかし、自覚しているかどうかは別として、彼らは腹を括り多くのリスクを抱えて生きているということを忘れてはいけません。
まずは、孤独と向き合うことです。一人はけっして怖くはありません。
嫌われたっていいじゃないですか。
孤独と向き合うことを恐れてはいけない。
まずは、死ぬ気でオナニーをしてみてはいかがでしょうか。
ご検討を祈ります。
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
コメント