吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。「老害」「死んでほしい」とさげすまされても、けっして引かない姿勢が信条。(写真はイメージ)
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
もう10年くらい前の話。
朝起きたら、俺の「ちんちん」の裏側に1センチ程度の黒く細長いイボがあるのを発覚。
えーーーーー、ちんちんガンか・・・?
怖くなって皮膚科に行った。
医者の見立てでは、「ガンではないです」とのことだったが、「できものの一部を取得し、生検をしなければよくわからない」とのことだった。
つまり、性器に麻酔注射を直接打ち、患部を切り取るということ。
まるで、北海道の大先輩、カルーセル麻紀さん張りの大手術じゃないか。
俺は、医者にちんちんをみせながら、わなわな震えていた。
「〇月〇日の10時に来てください。」
手術日前日は恐怖で眠れなかったが、当日の手術じたいは、たいした苦痛もなく、滞りなく進んでいった。
しかし、そこで一つ大事件がおこってしまう。
手術開始当初、あまりにも緊張をしていたので、気にならなかったが、俺の手術(ちんちん丸出しの状態)をどこかの看護学校の実習生3人(全て女性)が実習で見学に来ていたのだ。
「俺のちんちんを若い女3人が見ている」
大きいとか、黒いとか、汚いとか思われているのか?
妄想は膨らむばかり・・・。
そうこうしていうちに手術は終了した。
その時、看護師長さんが言いだした。
「じゃあ、せっかく来ているんで、実習生の方に患部に絆創膏をはっていただきますか。」
若いナースの一人が俺のちんちんをにぎり、患部に絆創膏を貼ろうとしたその時、緊張がとけたんだろうね、俺の男性自身はモクモクっと膨張してしまったんだ。
師長さんはじめ、他の2人は思わず目を伏せていた。
俺はもうあともどりできない。不可逆的にヤバい状態。
200%膨張したあれは、しばらく元にもどらず、開き直った俺は無言で手術室を去った。
俺のちんちんが悪いのか。
触ったナースが悪いのか。
俺の気持ちがわかるか。
60歳を過ぎたジジイの、ちんちんが大きくなったところを若い娘に見られた気持ちがわかるか。
その後、3時間くらい死にたかった。
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