吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。73歳老人。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「統一教会をはねのけた男 吉田ゴンザブロー列伝」です。
休日に自宅に勧誘に来た統一教会 90年代初頭の話だ
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
安倍元総理の例の事件から、何かと話題の「統一教会」。
俺の友達もリアルに被害を被っているので他人事ではない。
このブログで、とある新興宗教の勧誘にあい、はねのけたことがあると書き込んだことがある。
実はその新興宗教とは、統一教会のことなんだ。
もう忘れている人がほとんどだから、再度記させてもらうぜ。
1990年代の初頭。話題になりかけていた頃だ。
あの頃は、家で寝ていたら、けっこう色々な宗教が勧誘にきたものだ。
ある日、単身赴任でまったりとしていた休日、2人の女が俺のアパートに訪れた。
あとでわかったんだが、それは統一教会のやつらだった。
20歳と30歳のさえない女達。
やれ、「生きがい」だの「真理」だの「真実」だの、40歳を過ぎた俺に、青臭いことを言ってきた。
「ただ、友達と飲み歩いて何になるんですか。私はこの宗教に入信してから真理を見出したんです」
20歳の女がそうささやいた。
乗っかるように30歳の女が続ける。
『あなたは、夢はないんですか?』
40歳を超えたおじさんに「夢」もくそもないだろうが、実はひとつだけリアルに描いている夢があった。
夢?そりゃあるよ
「ほんとですか。今集会をやっているんで、ぜひとも聞かせてください!」
20歳の女が食いついた。
チンポを出して世界中を歩きたい。それが俺の夢だよ!!!
女たちはあきれ返り、すごすご退散していった。
こいつと話をしてもらちがあかないと思ったんだろうね。
当時は、今みたいに情報がなかったから、俺は統一教会がどんなところかあまりわかっていなかったと思う。今考えてみれば怖いシチュエーションだね。
でも、チンポを出して世界中を歩きたいってのは、リアルな夢だ。
あの頃、俺は毎日のように一人で出かけては、飲み屋でチンポをだして喜んでいた。
あの頃は楽しかった。
もう一度、あの頃に戻りたいよ。
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