シニア・団塊の世代オシャレ番長列伝。陰でいじられる老人達

恥をかき続ける老人アルバイター達
吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。「老害」「死んでほしい」とさげすまされても、けっして引かない姿勢が信条。(写真はイメージ)

 

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

アントニオ猪木さんは喜寿なんだってね。後輩の俺たちも負けずにがんばらにゃならんぜよ!

さて、今日のお題は「恥をかき続ける老人アルバイター」だ。

何年か前に、孫からチャンピオンのTシャツをプレゼントされた。チャンピオンとは、スポーツ衣料メーカーの「champion」のことだ。

着心地がよかったので、それからというものの、チャンピオン製品を買いまくった。Tシャツ、トレーナー、キャップ、ジャンパー・・・。

気が付けば、上から下まで、俺は全身チャンピオンだらけになっていた。また、そんな自分はまんざらでもなかった。

しかし、ある時、とある老人アルバイター仲間から、思いもよらぬ指摘をうけてしまう。

「ゴンザブローさん、あんた、裏でみんなに何て言われてるか知ってるかい?「チャンピオン」って言われてるんだよ。あの人チャンピオンしか着ない人だってバカにされてんの。チャンピオンばかり着るのはやめたほうがいいよ。」

俺は、陰でいじられていた。チャンピオンしか着ないヤツって。

もしかして・・・、

チャンピオンの店員もそう考えていたのかもしれない。「あ、この客チャンピオンしか着ない人なのかなー」って。

すごく傷ついた。10日くらい不眠症になった。

俺はそれ以来チャンピオン製品をいっさい着なくなった。

老人アルバイターは恥をかき続ける。

小心者の俺は、今日も生き地獄だ。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

 

 

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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