吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。
老人アルバイター評論家の吉田ゴンザブローです。
団塊の世代、昭和24年生まれ。
昭和24年生まれには、並み居る著名人がいる。だけど、誰が一番すごいって言ったら、間違いなく矢沢永吉だろうね。ちなみに、永ちゃんは昭和24年9月17日生まれだ。
平成13年に出版された自著伝第2弾「アー・ユー・ハッピー?」を読んで、俺は不覚にも涙を流した。
その箇所を引用する。
幸せとは?隣のレールにあるんだ。
俺は、思わず号泣した。
過去の経歴を自慢する老人アルバイターは、今、まさにこの言葉をかみしめてほしい。
いっしょうけんめい頑張って、出世したけれど、過ぎてしまえば、木から落ちた猿でしかない。出世の延長上に幸せが待ち受けていると信じてきたけれど、それはただの幻想にすぎなかった。
ボスの言うとおり、幸せとは、隣のレールにあるのなら、俺たちはまだ幸せになれるんじゃないか。
過去の経歴を威張ってみたところで、何もならない。だからといって卑屈になることもないのさ。
何度も言うが、老人アルバイターが求められているのは、ただそこに「居る」ということだ。
だけど、ただそこに「居る」だけで、みんなを癒してあげられる。そんな存在になることができたら、ひょっとして、この人生はまんざら悪いものでもないのかもしれない。
おっと、今日はセンチメンタルになっちまったぜ・・・。
さあ、しこって寝るか!
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