吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。団塊の世代を代表し、「老人アルバイト伝説」を毎日発信。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「団塊の世代・人生相談大会⑯「駅で嫌いな同僚を避けている自分が嫌い」」です。恒例の人生相談大会。吉田ゴンザブローがあなたのお悩み解決します。
駅で嫌いな同僚を避けている自分に嫌悪感
相談者:宮川治虫(48歳・会社員)
出社の際、会社の最寄りの駅などで、嫌いな同僚を避けている自分が嫌になる時があります。
その同僚は、3歳年下の同僚で、いわばいけ好かない男であります。
乗り換えした車両のある駅で、その男が乗ってくるのですが、顔を見るのも嫌で、なるべく会わないようにしています。
しかし、降りる駅が同じであるため、どうしても会ってしまうことがあります。
そのため、出社を早め、できるだけ避けているのですが、そういう姑息な自分に嫌気がさしてくるのです。
もし、同じ車両で見かけた時は、できるだけ人混みにまぎれて気づかないふりをします。
会社へ向かう途中、すぐ前に歩いているその男の後頭部を見ながら、なるべく追い越さないようにゆっくり歩いているのですが、なんて小さい男だと我に帰り落ち込んでしまうのです。
吉田さん、こんな小さい自分をどうしたら乗り越えられるでしょうか。
よきアドバイスをいただければ幸いです。
吉田ゴンザブローの回答 「人生とは些細な出来事の繰り返し」
吉田ゴンザブローです。
48歳のサラリーマンさん。
これこそが人生です。
あなたは、けっして小さな男ではなく、人生をまっとうしているごくまともな人物といえるでしょう。
人生をマラソンや大河ドラマに例えて、ドラマチックに語る人がいますが、私はそんな人間が大嫌いです。
このように些細などうでもいいことに悩みながら、日々繰り返していくのが人生です。
だからあまり気にすることはない。
どんどんその嫌いな同僚を避けるべきです。
幸い、今はマスク着用が義務化されているので、大きなマスクを購入し、表情が隠れるようにしていれば、嫌いな同僚に会っても、動揺を見破られないでしょう。
コロナも悪いことばかりではありません。
ただ、なぜその男が嫌いなのかをはっきりさせるべきです。
よーく考えてみたら、嫌いというより劣等感をもっているのかもしれない。
その劣等感とは何か、さらに深く掘り下げていくと、人生の悩みが全て解決していく可能性もあるのではないでしょうか。
例えば、中学生の頃いじめられた同級生に似ているとか、おちんちんが大きくてジェラシーを感じているとか、どうでもいいことだったりするので、今一度突き詰めていくこともありです。
ただ、人間関係をこじらし、精神を患うこともあるので、本当に嫌なら会社をやめるという選択肢もあります。
何をして食う?
知りません。家に帰ってオカンに聞いてください。
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