吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。「老害」とは言わせんぜ!
俺は日本酒が大好きで、特に秋田の「北秋田大吟醸」が大好きだ。
しかし、秋田の「大酒のみ」野郎は大嫌いだ。
言葉の乱れの加速が止まらない
「俺は、秋田の大酒のみ」というのが口癖の老人アルバイターがいる。
高橋和三(60歳)だ。秋田県出身。
「俺は、秋田の大酒のみ。休みの日は朝から酒飲んでるよ。」
「うちのオヤジは秋田の大酒のみ。だから、若くして脳梗塞になった。」
ただ、生活習慣が乱れているだけ、あるいは、アルコール依存症なだけなのに、意味不明に出身地と結び付け、厳かなイメージを醸し出そうとしてくる。
とにかく、言葉が乱れている。それは若者だけじゃない。
高橋の嫁はギャンブル依存症なのだが、「俺の嫁は、山梨の女で博打大好き」とまたもや、まわりくどい言い回しで、事の重大さから逃げている。
あと、単に嫁に頭が上がらないだけのことを、「トラ年の女はきかないから」とここでも意味不明に「トラ」という言葉と結び付け、甲斐性のない男という現実から目をそらす。
こういうヤツを見ているとただただイラつくだけだ。
老人の唯一の社会貢献は「言葉」である
「募ってはいるが、募集はしていない」と言った歴代最長記録の総理大臣もいた。
言葉の乱れは、世の中の乱れだとよく言われる。
哲学者の適菜収氏は、自身の著書でいつも警鐘を鳴らしている。
我々老人アルバイターは、もはや何ひとつ社会貢献はできない。
しかし、唯一できることがあるとしたら、きちんとした言葉で話をするということではないのか。
最近は60歳を過ぎて「ぶっちゃけー」「ワンチャンー」なんて言っているバカ老人も少なくない。
由々しき問題だ。
そういや、ヤクルトスワローズの監督・高津氏も、野球をやる上で、「言葉を大事にしたい」と自身の著書でそういってたのを思い出した。
まったくその通りだと思ったよ。高津成長したねー。
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