吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「コロナで瀕死の風俗業界 老人アルバイター「薔薇の入れ墨」の嬢を回想する」です。
コロナで瀕死の風俗業界 嬢を心配する老人アルバイター
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
老人アルバイターの好きなもの。
それは風俗である。
ジジイになってもスケベなやつはまだまだ多い。
偶数月の15日は、老齢年金の支給日だが、ATMでお金をおろしたら、1万円にぎりしめて風俗へ直行する老人はとても多い。
こいつらは世間では「年金風俗」と言われてるんだ。
風俗業界は老人様様なのである。
しかし、今はコロナで風俗業界も、瀕死状態らしいね。我々老人も何とかしてやりたいとは思っているが、なんせ老人は免疫力がない。
万が一ウイルスに感染したら、一大事だから行けないんだよ。ゴメンね。
食えない嬢もいると聞くから、こういう時こそ、生活保護の請求を遠慮なくすればいいんだ。
まずは、お互い生きようじゃねーか。
老人アルバイター 風俗体験記
俺ももう72歳。ひょっとしたら、もう一生風俗に行けないかもしれない。
また、その覚悟もしている。
もうじゅうぶん楽しんだから、まあ、それもいいかなと思う。
俺は「レジェンド校長」ほどではないが、好き勝手やってたからね。
「野球は人生そのもの」とは巨人軍終身名誉監督の言葉だが、「風俗こそ人生そのもの」ではないのだろうか。最近、切に思うよ。
死ぬ前に、どの風俗体験を思い出すのだろうか。
たぶん「赤いバラ」の嬢のことは忘れないだろう。
「赤いバラ」の入れ墨を右股関節付近に入れた嬢が昔いた。
最初めちゃめちゃイイ女だと思っていたら、股間を広げたら「薔薇の入れ墨」が入っていた嬢がいたんだ。
「薔薇の入れ墨」じたい別にいいのだが、その背後に、俺が逆立ちしても勝てないほどの「生き様」がかいま見られる。
暴力団の妻なのか、レディースで総長でもやってたのか、薬中なんじゃないか。
けっして許されることではないが、親に殴られたこともない俺にしたら、想像を絶する世界を生きている女。
それが「赤いバラ」の嬢だ。
店を出るまでが風俗と言われている。
これは「当たり」と喜んでいたら、つかのま、とんでもないことが起きる。
これが風俗の怖さだ。
タイプの女だと思ったら、性格が悪いとか、アソコが臭いとか、口臭がひどいなど茶飯事だが、股間に入れ墨を入れた女にあたった日にゃ、戦意喪失してしまう。
不能と化した俺は、何も果たせないままスゴスゴと帰るのさ。
それでも、年金支給日に、1万円を握りしめて向かう。それが風俗だ。
男って悲しい生き物なんだよ。
早く、コロナ収束すればいいね!
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
コメント