意外に多い ロリータコンプレックスの老人アルバイター

社会問題を語る
吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「意外に多い ロリータコンプレックスの老人アルバイター」です。

 

性被害にあう児童に心痛める老人アルバイター

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

春だねー。すっかり日が長くなってイイ感じだよ。

 

しかし、春になると露出狂などのヘンタイがでてくるとの声もあるが、どうなのだろう。

ネットニュースなんか見ていたら、公務員などのお堅い仕事をしているオジサンが少女にわいせつ行為をして逮捕されたなんて記事をよく見かける。

同じ年ごろの孫娘を持つ老人としては心痛むし、被害者やその家族は本当に気の毒だよね。

LGBTなどへの関心が一般に広がり、セクシュアルマイノリティの理解が進みつつあることはよいことだが、やはりロリータコンプレックスに関しては別の問題であろう。

 

「ロリータコンプレックス」 意外に多い老人アルバイター

ロリータコンプレックス気味のヤツは、意外に老人アルバイターにも少なからず存在する。

残念ながら本当だ。

老人アルバイター仲間の木村洋一(64歳)はけっこうヤバいロリコンだった。

木村は他県で県職員をしていたが、56歳で退職。その後、高齢の親の面倒を見るとかで、実家に帰ってきた。

木村は独身。母親と二人暮らし。

週3回、俺の働く弁当工場にバイトに来ている。

こいつは本当に気持ち悪い男だった。たぶん童貞だろう。

木村は子どもがいないくせに、毎年近隣の小学校の運動会を見に行っていたのだ。

「いやー、昨日○○小学校の運動会を見に行ったけど、バックにかかっている音楽が普通の歌謡曲とかばっかりで面白くなかったですよ」

ん、木村、お前、小学校の運動会なんか見に行ったのか?

「はい、運動会はたしした興味がないんだけど、バックにかかっている音楽を聴くのが楽しいんですよ。今回は『天国と地獄』がかかっていなくて残念だった」

3時のおやつか?ま、それはいいとして、なんかおかしくないか。何が「バックにかかっている音楽」だ。それに、「今回」って毎年行っているのは怪しいぞ。

 

お目当ては、間違いなく、女子児童にきまっている。

 

弁当工場の同僚で、そこの小学校に通う子供を持つ奥さんが言っていたが、木村は最初から最後まで、グラウンドのわきで運動会をじーっと観覧していたらしい。

「ホント、あのおじさん気持ち悪かったです」と報告してくれた。

真偽は不明だが、木村の県職員の早期退職理由は、高齢の親の問題ではなく、少女に猥褻行為を働いたということで「懲戒免職」になったからだと噂が立っていた。

俺は、木村を飲みに誘い、冗談ぽく聞いてみた。

「お前、県職員なんで早期退職した?もしかして、少女に猥褻事件でも働いたんじゃねーのか。」

ついつい聞いてしまった。

木村は、目を伏せて否定したが、どうやら本当だったのだろう。少し泣いていた。

俺は老婆心から「木村、今後変な事件だけは起こすなよ。捕まったらお袋の面倒は誰がみる。考える分にはどんなヘンタイ行為でもかまわん。でも実際にやってはだめだ。「代替品」なら俺が用意してやる。我慢するんだぞ!」

木村は、号泣した。

翌日、20歳前後の嬢がいるソープランドをおごってやったが、その時の木村の言葉がふるっていた。

「年齢が上過ぎて、興奮できませんでした」

木村は、今でもバイトを頑張っている。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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