吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「老人アルバイターの終の棲家 低所得者アパートは問題だらけ」です。定年後・老後の人生こそ、試されています。
1人暮らしの老人アルバイター 悲惨な暮らしは切実
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
1人暮らしの老人アルバイターは意外に多い。
元々未婚。伴侶との生き別れ。家族から三行半を突き付けられたケース。
そういうヤツらの住み家は、かなりの確率で団地か低所得者アパートだ。
まあ、雨風しのげればそれでいいという考え方はあるが、老い先短いジジイが小汚いアパートで1人暮らしをすることは、どう楽観的に見たところで、悲惨としか言いようがない。
汚いアパートで1人暮らしをするジジイは皆一様に小汚く、前歯がない。カネはないくせにタバコはやめられず、焼酎が大好きだ。
そして、おしっこ臭い。
問題が多い 低所得者アパート
低所得者アパートに住む老人アルバイター。
小島善夫(68歳)。
かつてプロ野球チームをもつほど盛隆を誇っていた、流通企業に長年従事していたが、40代後半で、会社が傾きリストラされた。妻子に逃げられ、ずっと一人暮らしである。
その後、弁当工場にパートとして入り、薄給に耐えながら今に至る。
小島の家は、家賃2万2千円の8戸建ての安アパートだ。築40年。
何度か遊びにいったことがあるが、住んでいるヤツらのクセが強い。
旦那がDVを繰り返す、無職の夫婦。アパートの通路の中で犬を飼う髭面の男。ギターを弾いてかぐや姫を歌うおじさん。声優を目指しレジのバイトをしているブスな女。
そして、極めつけはSEX大好きな保母さんだ。
小島の部屋の隣に20代半ばのチョイデブの保母さんがいたが、こいつは毎日SEXをしていたらしい。
夜はほぼ毎日。
平日の休みの時は昼間っから窓を開けてやっていた。
「喘ぎ声が激しい女でねー。最初は俺も喜んで聞いていたんだけれど、そのうち飽きてきて、今はもう騒音でしかないよ。60歳過ぎて何でこんなにエロい気持ちにさせられるのか考えていたら涙が出るよ・・・」
すけべを極める小島ですら、飽き飽きしている。
あんまり、SEXの声がうるさいので、管理会社に苦情を入れたけどいっこうに収まらなかった。
「ある不動産屋さんが言っていたんだけど、『SEXの騒音』って低所得者アパートあるあるなんだって。まあ、安いってことはそれだけ変な住人がいるってことでしょ。ならば出て行けばいいんだけど、金がないから引越しなんてできない。あとは団地に移るしかないね」
68歳になって、毎日エロい声を聞かされる身にもなってほしいもだよね。
俺も一度その保母さんの喘ぎ声を聞かせてもらったが、そりゃー凄かった。
ちょっぴり勃起しちまったよ・・・
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