早朝のスーパーで立ち読みするジジイ 切りつける女パート

社会問題を語る

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家) 

昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「早朝のスーパーで立ち読みするジジイ 切りつける女パート」です。

 

どうせ幸せになれないなら仲良くすればいいのに

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

12月11日、午前5時半頃、宮城県の某スーパー(西友)で、立ち読みしていた67歳のじいさんに対して、そこで清掃していた39歳のパート従業員の女性が「おまえ邪魔だー」だのと怒鳴り、包丁で切りつけるといった事件が起きた。

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清掃員の女性は、「清掃時にどかない人がいて、いらだちが爆発。死んでもかまわないと思って切り付けた」とのたまっていたという。

気持ちもわからなくないが、「死んでもかまわない」ってちょっと大げさだ。

それにしても、この事件でまず驚くことは、朝5時半というクソ早い時間帯に起きているということだ。

朝の5時半に、深夜スーパーで立ち読みする67歳のじじい。清掃のアルバイトをする39歳の女性。

登場人物はみな悲しすぎる。

どうせ悲しいならみんな仲良くできないのか。

清掃の妨げになるというだけで、取り乱し包丁で切りつけるくらいだから、この39歳のおばさんは相当たまっているんだろうね。あと、精神病んでるとか。

でもね・・・。

わかる。非常にわかるよ。

誰だって朝の5時にスーパーの清掃なんかやりたくない。

そんなこと毎日していたら、人を切りつけたくもなるよ。

俺も60歳の時、某現場で朝の2時くらいから始まるバイトをしていたことがあった。

それだけじゃない。そこで、年齢の若い奴らに毎日怒鳴られていた。

あの頃の俺は、毎日、いじめた奴に復讐することしか考えられなかった。

この39歳のおばさんは、想像だが、旦那が浮気し離婚。久々にパートに出たが長年のブランクもありどこに行ってもなじめずいじめられていたのではないか。

だいたい、深夜帯とか早朝のバイトに来る奴は、昼間のバイトで挫折した奴が多い。

切りつけられた67歳のジジイもひょっとしたら夜勤明けかなんかで、バスの始発を待つ間、深夜スーパーで立ち読みでもしていたかもしれない。

なんだか悲惨すぎるねこの事件。

だけど他人事じゃないよ。

俺も、この人たちと同じような生き方してるからよくわかる。

まあ、みんな無理やりでも、明るく生きようじゃないか!

では。

 

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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