吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「今年も老人仲間からへんな年賀状がきたよ」です。
年賀状離れじゃない 老人がこの世離れしているんだ
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
明けましておめでとうございます。
今日は久々アルバイトが休みでゆっくりする予定だったが、息子夫婦や孫達のお客さんが遊びにきて、居場所を失った俺はコメダコーヒーに退避。4時間ほど時間をつぶした。
そういや、年末に年賀状を書いていたら、昨年もらった常識はずれな年賀状がみつかったって話をブログに書いたと思う。
今年も、懲りずにへんな年賀状が届いたので、ここに紹介したい。
これは、橋本誠とうい俺の中学の時の同級生からきた年賀状だ。
橋本は中学校を出てからガソリンスタンドに就職。65歳まで働いていたが、ここ数年は、隠居しているという。
こいつはボケてしまったのだろう。
年賀状の内容は以下のようだ。
明けましておめでとうございます。
来年もよろしく。
確かに、12月に書いているから、その時点で「来年」って考え方は間違ってはいないが、まともな大人がやることではない。
そう考えたら、橋本はボケたとしか考えられない。
近年、年賀状を出さない人が増えているといわれているが、老人にとってそれは「年賀状離れ」とは意味合いが違う。
年々死んでいくのだから、年賀状離れをしているのではなく、人が「この世離れ」しているんだ。
そして、ボケて字が書けなくなる。
そう考えれば、橋本は、ホントの意味ではボケちゃいないと思う。
しかし、そこに近づいてきているのは間違いない。
団塊の世代もそろそろ、あの世へ向かっていることは間違いない。
少子高齢化の「少子化」は免れなくとも、「高齢化」が終わるのはまじかだ、若い人達しばしの我慢だよ。
今年もよろしくね!
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
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