愚痴ばかりこぼす坊さん この国のほころびをかいま見る

社会問題を語る

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)

昭和24年1月2日生まれ。73歳老人。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「愚痴ばかりこぼす坊さん この国のほころびをかいま見る」です。

 

煩悩のかたまりのお坊さん 袈裟が似合わない

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

俺の行きつけの病院に、「スーパードクター」とか言われて、テレビによく出ている医師がいる。

その「スーパードクター」だが、職員用の駐車場に止めている愛車とおぼしきメタリックオレンジのスーパーカーに寄り掛かり、タバコを吸いまくっているところをよく見かける。

普段テレビで「タバコはやめなさい」と再三言っているスパードクターだが、いざ自分のこととなるとあのざまである。

自分に甘いのはみな同じなのだろうか。

それにしも、しゃきっとした坊さんを、最近見ない。

俺くらいの歳になると、法事へ参加する機会は多くなる。

いつも思うのだが、袈裟をびしっと着こなし、しゅっとしたお坊さんっていないよね。

たいがい小太りで、背筋が弱く猫背で、声帯は弱くすぐ声をからす坊さんばかりだ。

先日、お彼岸のお参りにうちにお参りに来た坊さんはいただけなかった。

40代、小太りで小ハゲ。

髪が薄いなら坊さんらしく剃ればいいのに、紙を茶色に染め後ろから強引に前にもってくるようなヘアスタイルで、見ていて痛い・・・。。

お参りの後の「説法」では、自分の勤める寺の住職が嫌なやつで、残業手当が出ないとか、辞めたいとか、先輩が威張っているとか、愚痴ばかり言っていた。

まさに煩悩のかたまりだ。

お前、修行の身だろうよ。

少しくらいサービス残業したっていいだろ。

見ていて気分が悪かった。

病院の前で、たばこをふかす医者。

説法で愚痴をこぼす坊さん。

この国のほころびは、こんなところにも現れているんだね。

あーやだやだ。

 

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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