吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。ブログで世相を斬りまくる「愛の語り部」。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。彼こそが真の老人アルバイターであり、自他ともに認める人格者でもある。「老害」「死んでほしい」とさげすまされても、けっして引かない姿勢が信条。(写真はイメージ)
「小学校であだ名禁止」
あだ名で呼び合うことが禁じられている小学校が、にわかに増えているようだ。朝のワイドショーで取り上げていた。
あだ名で呼んでいるうちに、それがいじめに発展する可能性があるらしい。だからヤメロと・・・
ふーん。めんどくせーな。
傷つきやすい時代になっちまったんだね。
俺のベイト先のひとつ、弁当工場の後輩でハセガワ(63)という男がいる。
ヤツのあだ名は「お尻担当大臣」だ。
ハセガワはゲイである。そう自らカミングアウトしている。
自己紹介で「私のことをお尻担当大臣と呼んで下さい!」と宣言した器のでかい男だ。
お尻のプレイのやりすぎで、肛門括約筋がゆるゆるになり、生活に支障をきたしているとのことだが、ハセガワはいたって明るい。
さすがに、「お尻担当大臣」は品がないから、人前では「大臣」と縮めて呼んでいる。
ハセガワは人気者だ。
あだ名がいじめを生むなんて、そんなのウソだ!かえってコミュニケーション潤滑油になることもあるんだよ。
ハセガワは、最近若いカレシができたらしい。さっき、地下鉄大通り駅構内の喫茶店「ジュアン」で、そう話していたよ。
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