老人アルバイターは見た ゴルフ三昧の老後は幸せではない 

管理室から見える風景

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)

昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「老人アルバイターは見た ゴルフ三昧の老後は幸せではない」です。人生100年時代。死にたくない。でも生きたくもない。

 

ゴルフばかりしている老人は幸せか?

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

俺は今、大手コンビニの弁当を作る工場とスポーツクラブ会員専用駐車場のバイトを2つかけ持っている。

スポーツクラブの客はシニア世代のジジイが大多数。

こいつら、春から秋にかけてゴルフ三昧の日々を送っているヤツが多い。

4月から10月までの約半年で、100ラウンド回るジジイも珍しくない。

1回1万円の出費として、年間100万円ゴルフに使っている計算になる。

優雅ですね・・・

そんなことをいうヤツは多いが、とんでもない。

ゴルフジジイ達は、現象だけ見ていると、たしかに優雅かもしれないが、全然そんなことはない。

むしろ「辛い」とさえ思ってるんだな、これが。

けっきょく、ジジイというのは、俺のように2つバイトをかけ持つ者も、毎日ゴルフ三昧に明け暮れる者も、大差はない。

この意味がわかるだろうか?

わかんねーだろーなー。(by松鶴家千とせ)

 

仕事のせずにゴルフをやっても楽しいはずがない

まず、大半のジジイは仕事をしていないから、ゴルフが仕事みたいなもんである。

だから、スコアーが伸びないと、それがプレッシャーとなり、ストレスと化すことになる。

そして、ジジイは体が弱いから、半年で100ラウンドも回ると体のどこかが悲鳴をあげる。

なので、ジジイ達は、整形外科や接骨院に通い、よけいにお金を使っているんだ。

それだけじゃない。奥さんが病気で療養中だったり障害を負っていたりする者も多いため、爽やかであるはずのグリーンも、実は後ろめたいっものだったりする。

あるお客さんが、以前言っていた。

「70歳を過ぎてから、ゴルフ仲間が劇的に減ってしまった。病気になって体が動かなくなったり、奥さんが病気になって介護に追われたりするヤツが多くなったから。俺もプレイする時は、日々命がけだよ。今日できたからといって、明日できるかはわからないからね」

まるでカマキリの交尾じゃないか。なんとも切実な話である。

いずれにせよ、老人になることは、何一ついいことはない。

ただ、これは間違いなく言えることだが、70歳を過ぎて俺みたいにバイト三昧な日々を送るより、ゴルフ三昧のほうが断然いい。

やっぱりジジイになってまで、バイトなんかやりたくないんだよ。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

吉田ゴンザブローをフォローする
管理室から見える風景
吉田ゴンザブローをフォローする
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブロー

コメント

タイトルとURLをコピーしました