心の穴を筋肉で埋める老人アルバイター

老人アルバイター「おそるべし経歴の持ち主」
吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。「老害」とは言わせんぜ!

 

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

老人アルバイターの現場の楽しさを日々発信しております。

老人アルバイターは、素敵な人財がいっぱい!

 

 

ボディビルダーの老人アルバイター

岡崎光(63歳)。

俺のバイト先の弁当工場でのバイト仲間。

バキバキの筋肉。日焼けサロンで焼いた黒い肌。

そう、こいつは現役のボディビルダーだ。

びっくりなのが、岡崎がボディビルを始めたのが、なんと40代半ばを過ぎてからだ。

そこに至るまで、岡崎は壮絶な過去を乗り切っている。

「リストラ候補になりましてね。ストレスから、ギャンブル依存症になりました。そして妻からは離婚を迫られました」

リストラに加え、離婚。自暴自棄になった岡崎は、さらにギャンブルにはまっていく。

 

 

心の穴を筋肉で埋めるボディビルダー

ギャンブルにのめり込み、岡崎は自己破産してしまう。

リストラ、離婚、破産。

地獄へのワンセットだ。

実家に戻り、バイトを始めた。

そこでバイト仲間から、ボディビルにさそわれる。

「筋トレの才能があったんでしょうかね。みるみる成果が現れました。筋肉トレーニングは、日々の嫌な出来事を全て忘れられるような気がして、ドンドンのめり込んでいきました」

頭角をあらわした岡崎は、地味ながら地方の大会に出場し、結果を出しているらしい。

当面の目標は、パーソナルジムをオープンさせること。できれば2年以内に始めたいと言っている。

「僕がそうだからみんながそうとは限りませんが、ボディビルをやっている方は、心の弱い人が多いような気がします。その弱さやこころの穴を筋肉という鎧で隠しているような気がしますね。しかし、僕の場合、それでギャンブル依存症を克服することができましたし、何か夢中になれるものがあるということは、とても素晴らしいことだと思います」

何か夢中になれるもの・・・。

俺ならさしずめオナニーくらいだな。

ま、とにかく岡崎ガンバレヨ!

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

 

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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