吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「たま金というバンドをやっていた老人アルバイター」です。いいことありませんね。。。
バンドマンをやっていた老人アルバイター
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
老人アルバイター仲間で、昔バンドマンをやっていた男がいる。
咲間幸吉(70歳・通称サクちゃん)だ。
サクちゃんは、高校を中退し、17歳から25歳くらいまで、キャバレーのバンドマンをやっていた。
「ビートルズを聞いて、ガーンときてね。親父に頼んでエレキギターを買ってもらったよ」
まるで、矢沢永吉のようだが、独学で猛練習をし、ギターの腕はメキメキ上がったという。
当時はキャバレー全盛期だから、生バンドの需要がけっこうあった。営業で来る一流歌手のバックバンドもやっていたらしい。
「美空ひばりや、水原弘、村田英雄のバックバンドもやったなー。譜面を読めば、初見でもだいたい弾けるよ」
美空先生のバックもやってたとは御見それしました。
そんなサクちゃんだが、25歳で限界を感じバンドを引退。
居酒屋経営を始め、60歳まで営業。今はバイトの傍ら、素人のギター教室をやっている。
俺から言わせれば、何とも面白い人生を歩んでいるね。
サクちゃんの話では、ギター教室の生徒さんは、意外に60歳過ぎのおじさんが多いらしい。
たま金というバンドをやっていた老人アルバイター
実は、俺もプロを目指すほどではないが、高校の頃バンドをやっていた。
すぐ上の兄貴からもらったお下がりのエレキでベンチャーズのコピーをやっていたことがある。
大学でも少しやっていたが、その後多忙で音楽から離れていた。
再度、音楽を始めるきっかけになったのが、平成元年のバンドブームの時だ。
三宅裕司の「イカ天」がきっかけで、若者の間でバンドブームが巻き起こるのだが、俺達団塊の世代のオヤジ達も「オヤジバンド」を再決成したりした。
俺も音楽への情熱が燃し、バンドを決成!
バンド名は、当時「さよなら人類」で大ブレークした「たま」にちなんで「たま金」。
「たま金」の活動期間は約1年間だったが、楽しかった。
♪きょう ちんちんがはじめて コーマンについたよ~
忘年会で歌った思い出は一生忘れまい。
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