淫行罪の前歴がある老人アルバイター

老人アルバイター「おそるべし経歴の持ち主」

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)

昭和24年1月2日生まれ。73歳老人。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「淫行罪の前歴がある老人アルバイター」です。

 

音楽準備室で女子生徒の体を触り解雇された元音楽教師

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

唐突だが、老人アルバイターの中には、過去に淫行罪で捕まったことのある者は多い。

淫行罪で捕まり、滑り落ちた人間達だ。

俺のバイト先のひとつ、弁当工場で働く男・藤城康明(65)がまさにそうだ。

藤城は、元高等学校の音楽教師。

50歳の時、学校の音楽準備室の中で、2年生の女子生徒の胸やお尻などを触る事件を犯してしまう。

女子生徒が大声を出したことから、学校側が警察を呼び即逮捕されたというのだ。

あくまで自己申告だが、藤城はブラスバンドの顧問をやっていて、全国大会の常連校にまで引き上げた功労者。

生徒からも人気があったらしい。

では、なぜそんな事件を起こしたのか。藤城はバカなのか?

「いや、最初はそんな気はサラサラなかったんです。でも、あんまり女子生徒が僕になつくもんだから、僕のことを好きなのかと勘違いしちゃったんです」

安い居酒屋で、藤城は、ビール一を飲んで語りだした。

「最初二人っきりで談笑してたんです。そしたら女子生徒が僕の体にタッチしてきたりして・・・。いやー、誘われているのかなって思って、冗談めかしに胸やお尻を触ったところまでは悪い感じではなかったんです」

なるほど・・・。そこだけ切り取れば青春ドラマ風の楽し気なシーンのようだ。

藤城は続ける。

「そこで止めとけば逮捕されなかったんでしょうが、僕は抑えがきかなくなって、女子生徒の股間に手を当てたところで、大きな声で抵抗されたんです」

わからないが、なんかわかったような気がする。

つまりね、もうちょっと冗談めかしに進めていれば、問題にならずに「いい関係」は続けられたんではないだろうか。

藤城はあまりにうぶ過ぎた。

余裕がなくてガツガツ行き過ぎて、キモく見られたのではないだろうか。

高校を解雇された藤城は、奥さんや子供に逃げられ、肉体労働などで生計を立てていたが、65歳を過ぎた今、弁当工場などの「老人ルバイター」の職場以外働くところはない。

「女子高生のおっぱいとお尻で人生棒にふるいました。前の日オナニーしておけばよかったです」

あまり反省の色は見られないが、まあ社会的な禊が済んでいるので許してやろう。

それにしても、被害者の女性のことを考えれば、笑えない話だね。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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