打撃の神様・川上哲治 歩行の神様・老人アルバイター

老人アルバイター「おもしろエピソード」
吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「打撃の神様・川上哲治 歩行の神様・老人アルバイター」です。

 

老人アルバイターはあだ名をつける名人 あんたも気を付けろ!

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

先日、コンビニで面白い本を見つけた。

100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。~ビスコをめぐるあたたかで小さな物語~」である。

面白い企画であるが、少々大げさではないのか。100日間も同じ物を買わなくったって、ちゃんとあだ名はつけられるんだよ。あんたの知らないうちに。

老人アルバイターは、いつもあだ名をつけている。

俺のバイト先のひとつ、スポーツクラブお客様専用駐車場。そこには個性豊かな会員があつまってくる。

俺達は、会員さんに内緒で、勝手にあだ名をつけているんだ。

ブスなババアは「B・B」、市の外郭団体にいてたいした仕事もしてないくせに高級取りなやつには「税金泥棒」、カツラをしている男には「カツラ担当大臣」、態度のでかい不動産会社の社長は「土地ころがし」、風俗好きな初老のおやじには「年金風俗」など、勝手気ままにべたなあだ名をつけて、うちわで盛り上がっている。

酷い話だと思われそうだが、あくまで身内で言っているだけ。ぜったい口外はしないからだいじょうぶばれやしない。

これはこれで、けっこう楽しいもんなんだよ。

 

「歩行の神様」と言われている老人アルバイターがいる

老人アルバイター同士でもあだ名をつけ合うことがある。

たけし軍団ばりにくだらないあだ名をつけあっているんだ。

アゴが出ている男は「有田一平」、高校生の頃、名門野球部に所属していたが補欠だったやつは「万年補欠」、糖尿病を患っているやつは「ヘモグロビンA1C」、ゲイの男は「おしり担当大臣」なんて命名している。

ひとのことだと思って笑っていたが、笑ってばかりもいられない。

俺は一時期、スポーツメーカー「champion」ばかり着ていたので、陰で「チャンピオン」って言われていたが、今は違うらしい。

今、俺は老人アルバイタ仲間から「歩行の神様」っていわれているんだって・・・。

「歩行の神様」って何なんだ?

聞くと、それは、読売ジャイアンツの元監督・川上哲治からきているとのこと。

川上哲治は現役時代、調子がいい時は「ボールが止まって見えた」。俺は、あまりに動きが緩慢なので「歩行が止まって見える」らしい。それで「歩行の神様」と命名されちまった。

歩みが止まって見えるほど、動作が鈍いのか・・・。

ていうか、相当色んな方達にご迷惑をかけていたなんて。

もはや、老人アルバイターを勇退する時期にきているのかもしれない。

しかし、俺はお金がいるし、なんだかんだ元気だ。やめてもやることがない。

ていうか、バイトやめたくない!!!

俺は、これからどうしたらいいのだろうか・・・。

コメントお待ちしております。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

 

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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