吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「老人アルバイター コロナ禍の風俗論」です。
新型コロナウイルス 緊急事態宣言発令で老人アルバイター唖然
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
コロナはとどまることを知らない。おらが街でも緊急事態宣言が出た。
それはつまり、風俗に行くことが遠のいたということだ。
俺はもうあきらめた。死ぬまで風俗にはいけないだろう。
そもそもあれほど三密なものもない。密閉された空間で、密着し、いろんなところを舐めるなど、このご時勢自殺行為そのものだ。
72歳の俺には、そんな勇気はみじんもない。
「プレイは気持ちでするもんなんだよ!」
緊急事態宣言が出るつい最近までは、老人アルバイター仲間の話題は、もっぱら「風俗にいつ行くか」といったものだった。
俺が働くスポーツクラブ会員専用駐車場。そこの経営母体の社外取締役にとある病院の外科医がいる。神山医師(62歳)だ。
神山先生は、コロナ禍でも平気で風俗に行くチャレンジャーだったが、コロナ禍で風俗通いに怯む俺達にいつも発破をかけてくれた。
「コロナの感染が怖い?だいじょうぶ。俺は何回も行ってるが、今のところ一度も感染してないから」と何の根拠もない励ましの言葉をくれた。
とはいえ、現職の医師の言葉にたいそう勇気づけられたし、実際俺も心がグラっときてしまった。
しかし、それにストップをかけてくれる人格者がいた。
バイト仲間の須藤豊(68歳)だ。通称すーやん。
『神山先生、コロナ禍でSEXをするなんざーあんたおかしいよ。プレイってやつは、気持ちでするもんなんだよ。そんな感染リスクの中、恐る恐るSEXしたって全然燃え上がらないじゃねーか』
プレイは気持ちでする・・・
何とも名言である。
しかし、さすがは百戦錬磨の外科医・ドクター神山である。次の言葉でいっきに形勢をひっくり返した。
「あのなー、すーやん。風俗での感染リスクなんて、さざ波だぜ!」
内閣参与の高橋洋一か?
そのセリフ、今はご発度だよ。
神山先生。慎みなさいよ、口も風俗も・・・
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
コメント