団塊の世代・老人アルバイターの特徴「遅刻の言い訳クセが強い」

老人アルバイター「おもしろエピソード」
吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。ブログで世相を斬りまくる「愛の語り部」。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。彼こそが真の老人アルバイターであり、自他ともに認める人格者でもある。「老害」「死んでほしい」とさげすまされても、けっして引かない姿勢が信条。(写真はイメージ)

 

こんにちは、吉田ゴンザブローです。

老人アルバイターウオッチングをライフワークとしている。他人は俺を「老人アルバイター評論家」と呼ぶ。

 

俺は、かれこれ、10年くらいアルバイト生活をしているが、老人アルバイターの「おもしろエピソード」は数限りない。

老人アルバイターで何が面白いのかっていうと、「遅刻の言い訳」だ。

とにかく老人アルバイターは体裁をつくろうのが大好きだ。今はただのバイトなんだから、適当に「寝坊した」だの「体調悪い」といってくれりゃいいのに、それをせず、もっともらしい言い訳を差し込んでくる。

色々とおかしな遅刻の言い訳をする輩はいたが、その中のチャンピオンはヤマカワ(71歳)だ。

ヤマカワは、朝8時の出勤の日に、1時間半ほど遅れて9時半頃に来たことがある。

結論から言えば、ヤマカワの遅刻の原因は寝坊だった。

遅刻の電話がきたのが、8時30分頃だ。

「いやー、クルマが故障して止まってしまった。修理工場は9時までであいてないから、9時過ぎたら電話して、レッカーできてもらって工場にクルマをもっていくから相当遅れる。」とのことだった。

今日は、ヤマカワは昼からの出勤になるなー・・・。俺は一人で仕事をする覚悟をしていた。

しかし、ヤマカワがバイト先に着いたのは、なんと9時半だった。その故障したとかいうマイカーにそのまま乗ってきた。修理工場からバイト先まではクルマではやくても15分はかかる。

「いやー、ダイナモ(発電機)がいかれてたみたい。部品の安いやつがあったから取り換えてもらったよ。」とヤマカワは笑いながら話してくれた。

ヤマカワの話が本当なら、9時にレッカー移動し、9時15分にはダイナモの交換作業が終了していることになる。どんなに楽観的に見積もっても、ありえない。どんなに遅くとも2分くらいで交換作業が終わっていなければならない。

俺は『お前、ウソつくなよ。そんなに早く作業が終わるわけないだろう。お前寝坊したな。正直に言えよ。怒んねーからよ』と詰め寄った。

しかし、ヤマカワはひるまない。

ここまでくれば、尊敬に値する。ヤマカワは現役時代、総務部長をやっていて、安易に遅刻できない立場にいたから仕方ないかもしれないが、遅刻の理由があまりにも稚拙すぎる。

俺なら、正直に「寝坊しちゃった」って白状するけどね。

これが、老人アルバイターの現場の実態である。

 

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

 

 

 

 

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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