吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「ナンバーを希望してつけるバカ 俺は違うと叫ぶ老人」です。コーマンしたいよ。
ナンバーを希望する人が増えている
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
今、クルマのナンバーって自分で好きなナンバーを選べるんだってね。
俺は興味はないが、自分の好きなナンバーにしているヤツは多い。
俺のバイト先のひとつ、スポーツクラブお客様駐車場には多くの方がクルマで訪れる。
歯医者の先生は「82ー41」、『歯に良い』って意味だそうだ。塾の先生は「55-55」、ゴーゴーゴーゴーじゃなくて、『オール5』って読むんだって。
ヤンキー系の人間はなぜかシンメトリーを好む。「10-01」なんてナンバーを好むのはたいてい元ヤンだ。それにしてもヤンキーはなぜシンメトリー好きなんだろうか。
あと、「77ー77」をつけている、不良中年もいる。
ナンバーの意味を聞いたら、『Vシネマ「ミナミの帝王」の萬田銀次郎が乗っているベンツのナンバー「77-77」からとった』とのこと。
竹内力が大好きで真似しているらしい。
クルマのナンバーを指定しているヤツはバカばかり
案外多いのが、生年月日をナンバーにするヤツ。
昭和33年3月8日生まれなら、「33ー38」のナンバー。
また、娘の名前が美奈だったら、「・・37」とか子どもの名前をナンバーにするヤツ。
縁起がいいとかいって、「25-25」とか「・358」とかつけるヤツも多い。
はっきり言わせてもらえば、クルマのナンバーを指定するヤツにシンパシーを感じない。
ナンバーなんて何でもいいだろう。
こういうことにこだわるヤツは大嫌いだ。
俺は、老人アルバイター仲間に常々公言している。
「ナンバーなんて、なんでもいい。あんなもの希望してつけるヤツはバカだ!」と。
そんなこと言っている俺だが、最近購入した中古車のナンバーがなんと「25ー25」だった。
どうも前のオーナーの趣味だったらしいんだけど、俺が好んで「25-25」にしたんじゃないかと思われるのが嫌で、言われる前から「これは、俺が選んだんじゃないよ、前のオーナーの趣味だから」と先手を打つようにしている。
しかし、そんなことをいちいち気にする俺が一番バカなのかもしれない。
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