吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「コンビニトイレ 便座うんこまみれ事件」です。
コンビニのトイレの便座にうんこがまみれていたらどうする?
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
今日バイトに行く前、バイト先の近くのコンビニでうんこしようと思ったら、2つあるトイレ(男女兼用)がふさがっていた。
すぐに、そのうちの1つから20歳くらいの女のコが出てきたんだけど、なんとその女のコは手を洗わずに、売り場のほうに出ていった。
「不潔なコだな」と思って、そのあとすぐに同じトイレに入っていったら、なんとその便座にうんこがペースト状にこぶりついていたんだよ。
だれかが、漏らして雑に拭いたのか、それともいたずらか。
便座は薄茶色で、室内にはうんこの臭いが充満していた。
俺は、いやな気持になってすぐ出てきた。
そしたら、その手を洗わなかった20歳くらいの女のコが、隣のふさがっていたトイレの順番待ちをしていた。
要するに、そのコは、用を足そうとしたら、便座にうんこがついていて、びっくりしてすぐに出てきたんだろう。
だから手を洗わないまま出てきたんだ。
まあ、そこまではいい。
事件はその後起こる。
俺が、うんこ便座に耐えられず、出てきたトイレに、またぞろ20歳くらいのかわいい女のコ(さっきとは別の女のコ)が入っていったんだ。
当然、うんこ付き便座に耐えられず、即出てくると思って、雑誌を読むふりして状況を見守っていたら、なんと5分以上経ってもも出てこなかった。
そう、その女のコは、大か小かは定かではないが、うんこ付きの便座にもかかわらず、しっかりと用を足しきったということである。
すごい。すごすぎるといっても過言ではありません。
ゴージャスです。ファンタスティックですよ。
その用を足しきった女のコは、すっきりとした顔をして、ウーロン茶とおにぎりを購入して、店を出ていった。
その「事実」を知っているのは、俺と俺の前にいた女のコしかいないだろう。
お茶を買おうとしていたら誰かの視線を感じた。
ふと見たら、俺の前にトイレから出てきた女のコだった。
目が合い、お互い少しだけ頷いたと思う。
なんか、友情が芽生えた気がした年末の午後でした。
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