吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「友だちが多いことを自慢する老人アルバイター 承認欲求の強いバカじじい」です。
承認欲求の強い老人アルバイターは多い
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
老人アルバイターはバカばかり。
最近は、若者のみならず、承認欲求の強い老人が増えてきていると思う。老人アルバイターの現場でも強く感じる。
弁当工場の同僚、藤山貞利(67歳)。
広い額、赤ら顔のほっぺ。クサい口。大嫌いな男だが、こいつはフェイスブック大好き人間。
毎日更新しているのが自慢である。
何度か見てみたが、非常に飽き足りない。道の駅で、ブスな奥さんと肩を組んでいる写真や猿といっしょに露天風呂で自撮りした写真を日々アップしている。
バッカじゃねーのか。
「昨日、最近飼い始めたチワワをアップしたら、同じ犬を飼っている友達数人からメッセージをもらった」とかニヤついてしゃべっていたから、オール無視してやったよ。
いい歳こいて、フェイスブックやらインスタグラムやらをやっている老人アルバイターはけっこう多いが、こいつらに共通する項目として、承認欲求が非常に強いということが挙げられる。
みんな、やたらと友達だのフォロワーだのの数を自慢するのである。
老人アルバイターが「友達の多さ」を自慢してどうする!
最近、友達の多さをことさら自慢するヤツが多い。また、友達の少ない人間を批判的に見る向きもある。
「アイツは同性の友達が少なそうだねー」とかね。
それは若者だけじゃなく、老人だったりするから質が悪い。
友だちがいないと生きていけないのか。一人じゃ飯も食えないのか。
お前らは大学生か。
先述の藤山だが、フェイスブックで、「友達の数」が多いことをよく自慢する。
「俺は608人も友達がいる」ってね。
あまりバカすぎるから、『お前バカじゃねーのか。何が友達だ。60歳過ぎてフェイスブックで友達多いとか言ってんじゃねーよ。それに、いいジジイが露天風呂で裸の写真なんか撮ってんじゃねー、キモイんだよ』とののしってしまった。
藤山は、その言葉でキレてしまい、俺の胸ぐらをつかみ、唾を吐きかけてきた。
おっと、マジかよ。
気の弱い俺はすっかりびびってしまい、『ごめん、冗談だよ』ってその場を繕っちまった・・・。
しかし、よく考えたら、くだらないブログを半年も毎日続け、コメントをもらっていい気になっている俺こそ、一番承認欲求が強いダメ人間なのかもしれない。
藤山、ごめん!
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