吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「オーバーオールを着る老人アルバイターハナハダ不愉快」です。オリンピックに愛も憎しみもない。まるで興味ない。
ジーンズ屋でオーバーオールを勧められイラ立つ老人アルバイター
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
オーバーオールを着ているやつが大嫌いだ。
作業着に使うならまだいいが、オシャレ着として着ているやつはハナハダ不愉快である。
オーバーオールを着ていやつは、男でも女でも大概デブで、とにかくだらしない人間が多い。
そのクセちょっぴりオシャレ心はもっていたりして、見ていてイラつくんだよ。
俺は、こう見えてジーンズが大好きで、年に何度がお気に入りのジーンズ屋に顔を出し、お金があればだが、まあまあの質のものを購入することがある。
「吉田さん、オーバーオール似合いそうですね。新商品でいいのが入ったので試着してみませんか」
顔見知りのアイちゃんという副店長が声をかけてきた。
俺は、たいそう不愉快になり、やんわりとだが、𠮟りつけた。
『おいおい、俺はオーバーオール大嫌いなの知ってるよね。次それ言ったらまじで怒るよ」
その日は、靴下を3着だけ購入し、帰ってきた。
気分が悪い一日になっちまったよ、まったく。。。
ケンドーコバヤシのファッションを真似する老人アルバイター
俺のバイト先のひとつ、弁当工場のバイト仲間・長沢新次郎(62歳)は、ジジイのくせに、やたらとオシャレ心の強いやつだ。
よくわからないが、お笑いのケンドーコバヤシが大好きで、日本テレビの「にけつッ!」を毎週録画して見ていて、その時のコバヤシのファッションを真似して、出勤の時に着てくる時がある。
キモイジジイだ。
こいつが、特に好きなのが、オーバーオールである。
俺の知る限り13着くらい持っていて、毎日違うものを着てくる。
帽子もオシャレで、それも毎日替えてくる。
まあ、それはいいのだが、俺はオーバーオール以上に長沢が大嫌いだ。
長沢はやたらと理屈っぽい男だ。
それに大便をする頻度が高く、いつも俺のうんこの邪魔をする。
いつか、夜勤明け帰り際にいっしょになったのだが、中国人の若い女性のバイト数人相手に新着のオーバーオールの自慢をしているのに腹が立ち、ガツンと言ってやった。
『何が、オーバーオールだぁ。お前ひょっとこみたいな顔して、調子こくなよ!』
夜勤明けで機嫌が悪かったのもあるかもしれないが、長沢もオーバーオールも嫌いでついつい言ってしまった。
それで中国の若い女性アルバイト達から総スカンをくらうようになり、少し居心地が悪くなってしまったぜ。
でも、俺は間違っちゃいない。
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