吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「高価なインソールを勧める老人 ハナハダ不愉快」です。お金ほしい・・・。
自分の趣味嗜好を他人に押し付けがちな老人達
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
何かに凝って、他人にしつこく勧めるということはないか。
例えば、寝具のマットレスとか。
これは俺のことなのだが、俺は、腰痛対策で15万円もするマットレスを使っているのだが、これをやたらとしつこく他人に勧めてウザがられている。
どんないいものでも、興味のないひとが見たらなんら価値ののないものだということに、早く気づいたほうがいいだろう。
高価なインソールをしつこく勧める老人アルバイター
俺のバイト先のひとつ、弁当工場で働く老人アルバイターの高橋隆太(65歳)は、ここ数年インソールに凝っている。
インソールとは、つまり靴に入れる中敷きのことなのだが、高橋は靴を買うごとにそれぞれ高価なものを購入しているという。
なんでも、ヨーロッパのサツカーリーグで活躍している選手が使用しているらしく、それを履いていれば、姿勢がよくなり、足の関節痛や腰痛が治っるんだとか喧伝している。
「これ、1個5千円するんだよ。これはサツカー日本代表の○○選手も愛用しているやつ」と弁当工場で使用する千円くらいのクソ安い白長くつにも高価なインソールを入れている。
バカかこいつ・・・。
高橋は姿勢がとても悪く、異様に右肩が下がっていて、それが原因で腰痛や片膝痛で悩んでいたところ、靴屋の店員に高価なインソールを勧められ、試してみたら痛みがなくなり、その店員を神と仰いだ高橋は、自分の所有するすべての靴に高価なインソールを入れているとのことだ。
「実は4年前、ホノルルマラソンで完走できた。それもこれもインソールのおかげだ。俺は子供の頃からいじめられていたけど、インソールのおかげで人生が開けてきたんだ」と涙ながらに語っていた。
気持ちはわからなくもないが、俺は、1個5千円もするインソールに何の興味もねー。
いちいち押し付けるのやめてくんねーか。
うぜーんだよ。
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