「フィストファックするぞ!」が口癖の老人アルバイター

老人アルバイター「バカ列伝」

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家) 

昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「「フィストファックするぞ!」が口癖の老人アルバイター」です。

 

 

10年前のリストラを受け入れられない老人の口癖

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

老人アルバイター仲間でとても短期な男がいる。

山口靖之(64歳)だ。

こいつはクレジットカード会社で働いていたが、50代でリストラにあった典型的な負け組男。

リストラから10年以上経っているのに、まだ立ち直れていない。

リストラですっかり性格がゆがんでしまった山口は、やたらと怒りっぽくなった。

こいつの口癖は「フィストファックするぞ!」だ。

何か嫌なことがあるたび「フィストファックするぞ!」と口走る。

バイト先の事務の若い女性に横柄な態度を取られては「フィストファックするぞ!」。

バス停で列えを追い抜いて席をとっておばさんに対して「フィストファックするぞ!」。

もちろん、直接言うわけだはなく、俺達との会話の中の事後報告で言っているだけだから問題はないのだが、暗い物言いとネガティブな表情を見ていて、こちらも暗い気持ちになる。

一度、山口に聞いたことがある。

『お前、実際にフィストファックしたことあるのか?』

「い、いや、ないけど・・・」

じゃー、言うなよ。

そもそも、フィストファックなんかしたことあるヤツってどれくらいいるのか。

少なくとも俺は、見たことがない。

ましてやりたいとも思わない。

だから山口、めったなことを言うもんじゃない。

もういいかげんリストラを受け入れ、楽しい老後をすごそうじゃねーか!

 

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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