吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「へんな年賀状をよこす老人アルバイター」です。
年賀状で愚痴るキモイ老人アルバイター
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
もう今年も終わるね。
今は年賀状を出す人ってどれくらいいるのかな。
俺も、毎年、今回で年賀状を出すのをやめようと思っているが、なぜか今年も書き続けている。
なんだか、年賀状をやめてしまったら、誰からも相手にされなくなるのではないかと思い、恐れてしまう。
ということで、今、時間のある時に年賀状を書いている。
とりあえず、一昨年前まで出してくれた人には出すようにしている。
その中でも、「へんな年賀状」を出してきたヤツがいたので、ここに紹介しよう。
弁当工場での老人アルバイター仲間の森田平八郎(71)からのものがふるっている。
一部引用したい。
一番目に言いたいことはけっして言うまい。
二番目にいいたいことなら言えるだろう。
本当は言いたい。
すべて言いたい。
しかし、けっして言うまい。
そう、俺の人生は後悔だらけ。
森田は、得意な書道を生かし、芸術的な字で直筆で書いてよこす。
それにしても、森田は何を言いたいのか。
実に不愉快な年賀状である。
ただの愚痴じゃねーか。
言いたいことあるなら言えよって。
ところで、年賀状をやめる人が多いっても、高齢者はやめるのやめたほうがいいと思うよ。
年賀状をやめる理由として多いのは、ネツトやSNSなどでつながっているからであって、ネツトを使いこなせない老人はやっぱ「紙媒体」が一番いいんだよ。
年をとったらなかなか人間関係を構築するのはむずかしいし、そもそも年賀状やめなくっても勝手に死んでいくから心配ご無用。
ならば、年賀状くらいは、続けたらいいんじゃないのかな。
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
コメント