老人アルバイター依存症列伝「ある自慰依存症の男のはなし」

老人アルバイター「メンタルヘルス」
吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。

 

老ター評論家の吉ゴンでおま!

北海道はすっかり雪ですねー。何か嫌になるよ。

 

ところで、昔、数カ月だけ、深夜スーパーでバイトしたことがある。

その時、グロサリーの品出しをしていた、同じ老人アルバイター仲間に竹中光一(62)という男がいた。

元々パスタ屋を経営したが、倒産。少ない額の年金とバイトで糊口をしのいでいた。

160㎝に満たないがりがりの体。薄い頭髪。口下手で吃音。まじめだけが取り柄の男。

結論からいえば、竹中は解雇された。

商品を盗んだ?

NO。

オナニーしたからだ。

オナニーでスーパーを解雇?

意味がわからないだろう。

竹中はバイト中、営業時間に雑誌コーナーからエロいグラビアが載っている週刊誌を盗み、階段の踊り場で自慰行為に励んでいるところを客にみつかり通報された。

警察に突き出された竹中は、即解雇。

それにしても営業時間中、公衆の面前でオナニー。

ありえない・・・。

俺の心にずっとひっかかっていた事件だ。

しかし、その理由が解明されている書籍に出会った。

「セックス依存症」(著者:斉藤章佳、幻冬舎新書)である。

一部引用する。

性依存はセックスだけの耽溺だけに限りません。1日に何度もマスターベーションを常習的に行ってしまうというものもあります。

(略)

また、問題なのは回数だけではありません。

Eさんはむしゃくしゃしたり、職場でミスをして落ち込んだときにもマスターベーションをすることがしばしばあるといいます。

(略)

彼らは精神的に落ち込んだり、むしゃくしゃしたり、ストレスを感じたときにマスターベーションをすると、それまでの気分が一時的にスッキリ晴れて開放されたと揃って口にします。行き場のない自己否定な感情をマスターベーションで一時的に紛らわせていた、ということです。

 

うーん。びっくり。

竹中は重度のオナニー依存症だったんだね。人生色々。チン〇も色々だ。

竹中の奥さんは、10歳以上若く息をのむほどの美人だったが、その事件をきっかけに離婚。

今は何をしているか知らない。

それにしても、ストレスやむしゃくしゃした気持ちをコントロールできず、人目はばからず自慰行為にはげむ者がいるとは驚きだ。人の心の闇は伺い知れない。

俺もオナニーは大好きで止められないが、人前でやるほど中毒性はない。

唯一自慢できることだ。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

 

 

 

 

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

吉田ゴンザブローをフォローする
老人アルバイター「メンタルヘルス」
吉田ゴンザブローをフォローする
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブロー

コメント

タイトルとURLをコピーしました