吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「老人アルバイターの女神様 朝日奈央なら何て言うだろうか」です。
けっして批判しない女 それが朝日奈央
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
さあ、4月だね。
年度が変わっても、バイトばかりの毎日は変わんねーな。最近は「老後うつ」に苦しむ日々だよ。
そんな時俺は、朝日奈央のことを考えている。
「朝日奈央なら何て言うだろうか」
そう考えると心は落ち着く。
朝日奈央は、ネガティブな発言はしない。けっして批判しない。
興味がないことでも、取りあえず献身的にリアクションしてくれる。
こんなホステスがいたら・・・
老人アルバイターの女神様。それが朝日奈央だ。
老人アルバイターは朝日奈央のような介護士を求めている
今さらながらだが、老人アルバイターが「主役」になることはない。
今後、死ぬまでぜったいない。
俺が死んだら、葬式に何人来てくれるだろうか考えたが、7人を超えたところで誰も思い浮かばなかった。
よーく考えてみたが、老人の話が面白いはずがない。
やれ、尿漏れした。血圧が高い。連れ合いが死んだ。病気になった。朝目覚めたら起き上がれなかった。
それこそネガティブな話だらけだ。
朝日奈央はこんな時でも、一生懸命笑ってくれるだろう。
「えーーーーー、尿もれー。たいへんですねーーー!わたしのおばーちゃんもしてたからわかりますー」って言ってくれるはずだ。
つまらない親父ギャグも、管理職時代のクソ自慢話も、昭和のプロ野球の話も、とりあえず、何らかのリアクションをしてくれるだろう。
老人アルバイターはそんな介護士を求めている。
愛がなくてもいいよ。
とりあえず、話を聞いてほしい。リアクションしてほしい。
今後、求められる介護士は、朝日奈央のようなリアクションのできるヤツだと思う。
こんな介護士を揃えてくれるなら、少しくらい利用料が高くてもいいのではないか。
「倫理性と功利性はけっして矛盾するものではない」と哲学系ユーチューバーのじゅんちゃんは言っていた。
朝日奈央ばりの笑顔とリアクショができる介護士なら、時給3,000円くらいもらってもいいと思うよ。
朝日奈央なら何て言うだろうか。
俺は今日も心の中でつぶやきながら、かろうじてメンタルを保っている。
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