吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「老人アルバイターの憧れ 太川陽介 榊原郁恵」です。
老人アルバイターは同年代の芸能人に元気をもらっている
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
昭和24年生まれの団塊の世代。同年代には矢沢永吉、矢沢透(アリス)、吉田類、ビートきよしなどがいる。
同年代の彼らは、俺の憧れであり、彼らの活躍は元気の源だ。
最近、老人アルバイター仲間はほとんど年下になった。60代前半のヤツも珍しくない。
渡邉博史(61歳)は昭和34年生まれ。俺の10歳年下で、まあ俺に言わせれば若者に近いのだが、じゅうぶん老人アルバイターの要件を満たしている。
渡邉の憧れの同年代の芸能人は、太川陽介と榊原郁恵とのこと。
「太川陽介と榊原郁恵の活躍に、元気をもらっているんです。彼らは俺と同じ昭和34年生まれ。いつまでも若々しい姿を見て、僕も頑張ろうって思うんです」
確かそんなことを言っていたと思う。
老人アルバイターの憧れ 太川陽介 榊原郁恵
俺にとっちゃ、太川陽介にしても榊原郁恵にしてもどうでもいい芸能人。太川は奥さんのよくわからない不倫騒動と「ルイルイ」、榊原に関してはは旦那の渡辺徹が太ったことぐらいしか印象はない。
しかし、渡邉があまりにも推すから、ちょっと思い出してみた。
考えてみたら、両者とも息の長い芸能人だよね。どちらも芸歴は40年以上なのにこれといった代表作はない。しかし、40年間なんらかの仕事をもらい、けっこうな頻度でテレビに出ている。
細くて長い芸能人生を送っているよ。
ユーチューブで画像を見てみたが、太川陽介がNHKの看板番組「レッツゴーヤング」の司会をやっていた頃は、21歳とか22歳だったんだね。これはすごいことだ。今でいえば「アメトーク」のMCを、NSCを卒業して3年目くらいの若手芸人が務めるようなものだからだ。
たぶん、すでにアイドルとしてのポテンシャルに限界を感じていたのだろう。早めに一線を退き、「裏方」の仕事で生きていく覚悟を決めていたのかもしれない。
榊原も同様に、20代前半で歌番組のMCを堺正章といっしょにやっていた。彼女も自分の身の丈を早く受け入れ、早めに「転身」したことが、息の長い芸能人生を送れた要因であると思う。
これは、おれたち老人アルバイターにも通ずることではないだろうか。
もはや、俺達は社会の一線を退いたしがない老人でしかない。
しかし、それを早めに受け入れ、老人アルバイターというポジションを確保すれば、70代、いや80代になるまで、社会の末席であるが居場所をみつけ、健康で文化的な生活を快適に過ごすことが可能になるはずだ。
太川陽介、榊原郁恵。
恐るべしである。
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
コメント
吉田さん
実は、私が日本放送協会を退職したのも『週刊こどもニュース』しか仕事がなく、磯村尚徳さんや松平定知さんのようにメインで報道キャスターができなくなり、己の実力を図らずも知ってしまったったからです。実は政治や経済や外交の知識が誰かの受け売りで薄っぺらいことがバレてしまい、若手の突き上げもあり土曜日の夕方に賢い父さん役を演じることが精一杯でした。
現在でも『週刊こどもニュース』同様に頭の悪そうな(一部を除く)若手の芸人を相手に上から目線で『いい質問ですね~』などと受け売りの知識を駆使して指導して差し上げて、自分を賢く見せるというスタンスで番組に出演しています。
ただそのやり口も多くの視聴者から見破られつつあり、自分の実力の限界を感じている今日この頃です。太川さんや郁恵さんはさすがだと思います。
池上先生。
再度のコメント恐縮です。
そうですか。色々とご苦労がおありなんですね。
勉強になります。
コロナが明けたら一度飲み明かしたいですね。
先生はお忙しいので、実現はむりでしょうが・・・。
今年7月まで、このブログは継続してゆきますので、たまに遊びにいらしていただければ、幸いと存じます!