シニア世代は弱者認定しろ。老人アルバイターが被害者として生きる時

老人アルバイター「働き方改革」
吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。「老害」とは言わせんぜ!

 

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

このサイトを立ち上げて4ヵ月ほど経過した。

俺は一貫して、「老人アルバイターは過去の栄光を捨てろ」と言い続けてきた。

その発言は100%間違っていないと思うし、これからも変わることはないと思う。

しかし、「過去の栄光を捨てろ」ということは、ある意味、本当は自分たちは上の立場の側にいて、だからこそ、下の立場側の人間になりすまし、そこで要領よくやっていきましょうということになりかねない。

つまり、まだどこかで、管理職の頃の自分を捨てきれてなくて、深いところでは上からものを言っていたのかもしれない。

老人アルバイターは、本当の意味で弱者であってもいいのではないか。

つまり、老人アルバイターは、もっともっと弱者として認定されてもいいのではないか。

また、その立場に甘んじてもいいのではないか!

例えば、俺は今EDになりつつあるが、よく若いヤツに「チンポ勃つのか?」ってからかわれる。

これはセクハラとして訴えるべきではないか。

最後にSEXしたのはいつか?

今でも風俗に行くのか?

これも全てセクハラじゃないのか?被害者として立ち上がるべきではないか。

ジジイ、ババア!

これはパワハラだ。傷ついているんだ。

俺は、間違っていた。

過去の栄光を捨て、弱いふりをすることが、老人アルバイターが生き残る唯一の道だと勘違いしていた。

違う。弱いふりではない。

本当に弱いんだ。俺たちは弱者だ。

弱々しく、矮小で、病気がちで、なんの力もない老人だ。

「若大将」こと加山雄三は、水を誤飲して咳き込んだだけで、脳の血管が切れた。

そう、俺たち老人は、腹水のなかにいる赤ちゃんと同じくらい弱い存在だ。

みんな助けてくれ!

俺たちを保護してくれ!

こんな感じで今年は生きていこうと思います。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

 

 

 

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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