吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「老人アルバイター パワハラについて語る」です。
パワハラ上司に変なあだ名でいじめられた話
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
パワハラでうつ病を発症して、労災を請求するケースが増えてるんだってね。
まあ、気楽にバイトしていタラタラ生きている老人アルバイターには対岸の火事ってもんだけど、うつになるほどイジメられるサラリーマンって大変だよね。
俺達が若手だった昭和40・50年代はどうだっただろう。
当時は、パワハラって言葉はなかったけど、けっこう上司からのいじめはエグイものがあった。
俺も何度か、イヤな上司にこき使われて、怒鳴られ殴られながら仕事をしていた時期がある。俺はどこか鈍いところがあるから、気を病むことはなかったけれど、けっこうつらいものはあったよ。
香山っていう、当時50歳手前の上司は、今でいうパワハラ上司で、そいつが嫌でノイローゼになって辞めた同僚は何人もいた。
俺は当時は20代で下っぱの社員だったから、あまり目立たない存在だった。
しかし、先輩方がいじめに耐えられず辞めて、俺がその人達の仕事をしなくてはならくなってから、俺がその上司からいじめの標的にされた。
ある日、香山からこう言われた。
「お前のあだ名を2つ考えたから、どちらか選べ!」
「キ-さん」と「ペニー」のどちらかで呼ぶと。
当時俺は坊主頭で、亀頭みたいな頭をしていたらしく、そこから付けられたあだ名だった。
亀頭のキーさん。ペニスのペニーだ。
どちらもイヤだったが、泣く泣くペニーを選んだ。
アメリカ人みたいで、少しだけましだったからだ。
その日から、俺は「ペニー」と言われるようになった。
そのあだ名は、45歳まで続いた。
香山の下で、俺は3年半イジメ続けられたが、俺は辞めることも、うつ病になることもなかった。
自分で言うのも何だが、俺は強い。
そしてエライ!
若いサラリーマン諸君。
心の健康にくれぐれも気を付けたまえ。
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