吉田ゴンザブロー
老人アルバイター評論家。昭和24年生まれ。老人アルバイターの生態を解析し、世の中をぶった斬っている。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。彼こそが、真の老人アルバイターであり、自他ともに認める人格者でもある。(写真はイメージ)
こんにちは。吉田ゴンザブローです。
ひとは俺のことを老人アルバイター評論家と言う。老人アルバイターの生態を分析し、世の中を斬りまくっている。
老人がアルバイトをする上で、一番大事なことを教えてやろう。
それは「上司の面」を見せないことだな。
最近、勤務先のスポーツクラブの駐車場に、市内の高校で校長先生をやっていたという61歳のオヤジが入ってきた。
勤務初日、元校長はいきなりこう切り出した。
「私は高校で校長をやっていました。皆さんのやる気を引き出し、仕組みを構築し、すばらしい職場にしてみせます。」
おいおい。いきなり管理職の面がでちまったなぁ・・・。
『おい、お前さん。あんたは、今は校長じゃねぇし、ここは学校でもない。末端のアルバイトが利いた風な口ぬかすんじゃねぇ。』と脅したところ、すっかり大人しくなった。
バイト先では始めが肝心。過去の栄光をひきずってちゃあ務まりません。
それにしても、元管理職って一番扱いにくい。
この件に関しては、あとでじっくり特集を組むから、楽しみにしといてくれや!
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
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