吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
いやー、冬はさっぷい、さっぷい・・・
さて、もう40年くらい前のことだが、孫の女の子と遊ぶ老人が、「おじいちゃん、口くさーい!」って言われるCMがあったの知ってるかい?
入れ歯洗浄剤のCMだったと思うが、CMキャラクターはたしか船越英一郎のお父さん(船越英二)だったんじゃないかな。
船越の父が「ごめんごめん」って、入れ歯洗浄剤で洗って、「ハーッ!」で孫にやるの。そして孫が「もう、くさくなーい」って終わるんだよ。
気持ち悪いCMだが、これを見た、当時売り出し中の漫才師・ビートたけしがつっこみを入れた。
「何が口臭ーいだ。ちんぽのほうがよっぽど臭いぞ、ちんぽの臭いは口臭の比じゃねーんだよ」とかみついたのだ。
漫才ブームで売れ始めた頃の殿は毒が効き過ぎていたが、正論でもある。
「ちんぽの臭い>口臭」
しかし、俺は「口がちんぽの臭いみたい」だと言われたことがある。
つまり「ちんぽの臭い=口臭」だ。
これを言ったのは息子だ。
もう6年前、話があると、すすきののスタバ(令和2年閉店)に呼ばれた。何事かと思いきや、俺の口臭が犬のちんぽの臭いみたいだと言いやがった。
「親父の口臭は犬のちんぽの臭いだ。うちの子供達がいやがっているから、悪い歯は全部抜いて、総入れ歯にしてほしい」と。
ショックだったが、孫に嫌われるのが嫌で・・・、というか風俗嬢に嫌われるのが嫌ですぐに歯を抜いた。3本だけ残してあとは全て抜いた。
そしたら、臭いって言われなくなったんだ。入れ歯もちゃんと「ポリデント」で毎日洗っている。
口臭がなくなると、なんだか自信が出てきた。
風俗通いも2ヵ月に1回だったのを1月に1回に増やした。
そういえば、風俗嬢が嫌な顔をしていたのは、俺のことが嫌いなんじゃなくて、口が臭かっただけなんだんね。
ごめんよ嬢たち。
たかが、歯と笑うなかれ。口の健康はすべてにつながってるんだ。
口内を不潔にしていると、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まるらしいよ。
老人アルバイター諸君。
口の健康にはくれぐれも気を付けるんだぜ!
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