肛門神経症の老人アルバイター

老人アルバイターと健康問題

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)

昭和24年1月2日生まれ。73歳老人。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「肛門神経症の老人アルバイター」です。

 

俺のお尻が臭い臭いと騒ぐ64歳のジジイ

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

ちょっと前の話だけど、俺のバイト先のひとつ、スポーツクラブのお客様専用駐車場でいっしょに働いている老人アルバイターが、しきりに「俺のお尻臭くないか?」と聞いてきたことがあった。

古田貞夫(64歳)だ。

古田からは、特に糞臭さは感じなかったので、『いやー、特に臭いとはおもわないけど・・・』と返したが、それでも執拗に聞いてくる。

「いや、糞臭いはずだ。自分で感じるんだから間違いない!」としつこいしつこい。

あとでわかったんだが、こういうのをやたら言う人間は「肛門神経症」を疑ったほうがいいという。医学的にも解明されているらしい。

肛門神経症については、くにもと病院のサイトに詳しく載っているのでここに添付しよう。

においが気になる肛門神経症 実際は清潔な場合多く心理的なもの – くにもと病院
患者様の中には「肛門のにおいが気になって」と訴える人もいます。しかし、こうした人に限って、肛門周囲は清潔で、さほどにおいを発してはいません。

一部引用させてもらう。

患者様の中には「肛門のにおいが気になって」と訴える人もいます。しかし、こうした人に限って、肛門周囲は清潔で、さほどにおいを発してはいません。  

(中略)

これは対人恐怖症の一種で「肛門神経症」といわれる病気の症状です。肛門神経症の患者様の9割近くは10代~20代前半。体形はやせ形、性格はきちょうめんな完ぺき主義者で、しかも無口で内向的な人がこの病気に陥りやすいといえます。

古田は肛門神経症ではないのか。

たぶんそうだ。

しかし、そうだとしたら、少しおかしい。

くにもと病院のサイトには、「肛門神経症の患者の9割近くは10代~20代前半。体形はやせ形、性格はきちょうめんな完ぺき主義者で、しかも無口で内向的な人がこの病気に陥りやすい」とあるが、古田は60代でずぼらかつ肥満男だ。

少し考えれば、そんな60代のジジイが肛門神経症にかかるはずもない。

そうこうしているうちに、古田があまりにも「俺の尻が臭い臭い」と騒ぐので、なんだか糞臭いような気がした。

いや、本当に糞臭い。

結論を言えば、古田は肛門神経症ではなく、ただの不潔ばんざい野郎だったのだ。

そういや、風呂も週に1回しか入らないらしい。

肛門神経症ではなく、ただの不潔ジジイ。

心配して損したよ。

ていうか、そんな臭いジジイといっしょの部屋にいて、何にも気にしない俺ってどうなんだろう。

歳を取ると嗅覚も衰えてくるのだろうか。

それにしても、何で古田は急に自分の肛門の臭さを気にするようになったのだろう。

やっぱり肛門神経症なのかもしれないね。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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