腹上死ならぬ自慰死 知られていないその実体

老人アルバイターと健康問題

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)

昭和24年1月2日生まれ。73歳老人。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「腹上死ならぬ自慰死 知られていないその実体」です。

 

オナニーしながら死ぬ老人は少なくない

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

30年くらい前、少し上の先輩が腹上死で亡くなるという悲惨な出来事があった。

腹上死の定義などについては、新宿ライフクリニックのサイトに詳しく記載されているので、こちらを添付しておく。

腹上死とその予防に関して|新宿ライフクリニック
腹上死とはセックスの最中に何らかの理由で死亡してしまう状態を示す言葉です。本稿ではこうした状態に関しての医学的見解と対策に関して記載しております。どうぞご参照くださいませ。

死ぬことに変わりはないけれど、死因が「腹上死」ってのもなんだか体裁が悪い。

でも、腹上死の場合、SEXしていたという事実があるからまだ救われる。

それより数段恥ずかしいのはオナニーしながら死を迎える「オナニー死」だ。

オナニー死について記載されたネット記事があったので、これも添付しておこう。

きゅうりがすっぽり、オナニー死…高齢者の“自慰事情” | AERA dot. (アエラドット)
コンドームメーカーのジェクスの報告書<ジェクス・ジャパンセックスサーベイ2013年版>では、驚くべき結果が発表された。60代の男性は45.0%、女性は13.8%が、この1か月間に、マスターベーショ…

元東京都監察医の上野正彦氏はとても興味深い話をしていたので、ここに引用しよう。

「表沙汰にはならないけど、監察医なら数件は性に絡む死に遭遇するものです。私の場合は性行為に関する検視は500件、うち1割半が自慰中でした

性行為に関する死において、そのうち1割半がオナニー死だなんて・・・。

上野医師は続ける。

「62歳、独居男性、オナニー死。くも膜下出血です。切ない死でした。奥さんが数年前に病死し、寂しさの余り、形見に抱かれて日常的に自慰行為をしていたようです。でもまさか、本人だってそのまま死ぬとは思っていなかったでしょう

自慰行為をし、そのまま死ぬ・・・。

なんとも切なすぎる。

俺は心臓に持病がある。オナニー死のリスクは相当高いはずだ。

たかがオナニーと侮るなかれ、カマキリのオスの交尾のごとく命がけの行為である。

オナニー死を遂げた俺を発見した家族はどう思うだろう。

嫁や息子、孫・・・。

汚らしいおちんちんを握りしめた俺の死に顔に、かける言葉などな見当たらないはずだ。

お悔み情報には、死因「自慰死」とでも記載されるのか。

もうオナニーをするのは止めよう。

どうしてもしたくなったら遺言状をしたためてからしこるよ。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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