吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。ブログで世相を斬りまくる「愛の語り部」。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。
老人アルバイター評論家の吉田ゴンザブローです。
団塊の世代。ビートたけしの相方のきよし師匠と同じ昭和24年生まれだ。
ところで、俺は加齢臭がひどい。
最初は自分では自覚はなかった。でも、15年くらい前から、俺の体臭は相当ひどかったらしい。
孫は「死体のニオイみたいだ」なんて言いやがる。
先日も、地下鉄で隣にいた若い女2人組が、こそこそ何かつぶやいていた。
よく聞いていたら、俺の加齢臭が臭いって話だった。
「隣のジジイ臭い」「いやー、キツイよねー・・・」
何度言われても傷つく。
その時はしばらく落ち込んで、しばらく地下鉄に乗れなくなった。
団塊の世代は、「老害だ」「死んでくれないか!」などといつも言われているが、そんな時は反骨精神で、「うるせー」なんて返す。
しかし、なぜか加齢臭について指摘されると心は折れてしまう。言われるほど面の皮は厚くねーんだ。
最近は若い男の子もやたらと清潔好きだから、なおさらやっかいだ。
だから老人アルバイターになってから、加齢臭についてすごく気を使う。
最初の段階で「俺、加齢臭きついけど、ゆるしてね」なんて予防線をはるようになっちまった。そうすると気持ち的に少しは楽になる。
最後に、説教くさくなるけど言わせてもらう。
若さは特権だけど、既得権ではない。
人は老いていく。
入れ歯、はげ、ED、そして加齢臭。そうなった時、人は愛を知るのだよ。
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