吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「4月から環境が変わる君達へ! 老人アルバイターのすすめ」です。
昭和35年度生まれの君たちも老人の仲間入り
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
さあ、令和2年度が終わり、新しいシーズンの始まりだね。
昭和35年年度生まれの人は、人生の大きな岐路にたたされている人は多いのではないか。
なんせ皆さん60歳。サラリーマンの方なら、定年退職の時期だ。
もちろん、みながみな老人アルバイターになるわけではない。今は定年の時期は伸びて62歳とか、65歳まで働けるようになってるから。
しかし、ほとんどの人が、一線を退き、一兵卒として働くほうが多いだろう。
つまり、あんた達は、もはや主役じゃねーんだよ。
ここ大事だから。
自分のサラリーマン人生を振り返ってみて、どんな思いでいますか。
満足だったなら、それに越したことはないでしょう。
しかし、後悔ばかりが残る人のほうが、大多数ではないか。
いずれにせよ、いばらの道が待ってるから。
再雇用?雇用延長? いずれにせよ老人に違いない
今後の君達が、どのひょうな人生を歩むようになるか教えてあげよう。
社会で成功したヤツもそうでないヤツも今後たどる道に大差はない。
そう、ただ、ジジイやババアになっていくだけ。
そして病気になり死ぬんだ。
まず、会社を辞めてから、「しばらくゆっくりとしたい」と考えているヤツ。奥さんとゆっくり旅行でもなんて考えていたら、大きな思い違いだ。奥さんはそんなこと望んでないから。そしてあんたのこと好きじゃないから。もっと言えば、子供も孫もあんたのことどーでもいいから。
今はコロナで旅行どころじゃなくてある意味助かったね。
また、再雇用・雇用延長で、同じ職場に残るヤツもいるが、ろくなことがない。
かつての部下が上司になったり、畑違いな部署にとばされ、若いヤツらにけむたがられたり、ろくなことがない。
表向きには出さないが、陰では「あー、おじいさんウザい・・・」なんていじられてるぞ!
ある程度会社で成功したヤツは、余裕をこいているかもしれないが、大間違いだ。運よく会社を辞めずに、立場もスライドするからそれほど変化はないと思っているかもしれない。
しかし、いずれにせよ周囲の若い社員達は、あんたのことを「老害」としか思っていないんだよ。
そう、もうあきらめなさい、君たちは、すでに老人なんだ。どんなにあがいてもね。
ならば、早めに老人として生きたらどうだ。アンチエイジングなんてやっていないで、いますぐエイジングしちゃうんだ。
笠智衆や樹木希林は若くして老人役に挑戦し、末永くそのポジションを死守した。
老人になるなら、早めになろうぜ!
まずは、老人アルバイターにならないかい。
そして自分の居場所を掴むんだ。こっちへいらっしゃい。いっしょに猥談でも楽しもう。
変なプライドを捨てる事。
それが大事だよ。
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
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