「定年後問題」定年延長・再雇用制度はダメ!老人はアルバイトをせよ

老人アルバイターのすすめ

吉田ゴンザブロー

老人アルバイター評論家。昭和24年生まれの団塊の世代。老人アルバイターの特徴を解説し、それを通じて世相を鑑みる「愛の語り部」。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。彼こそが、真の老人アルバイターであり、自他ともに認める人格者でもある。「老害」「死んでほしい」とさげすまされても、けっして引かない姿勢が信条。(写真はイメージ)

 

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

昨日、久々に風俗通いしようかと思ってやめちゃったよ。このご時勢だからね。気を付けなきゃね。

 

さて、シルバー世代が就労するのは、アルバイトだけじゃない。

法律の改定により、定年後は「雇用延長」や「再雇用」といった制度を利用する人が増えている。

しかし、俺は、この「雇用延長」やら「再雇用」はお勧めしない。もちろん、慣れたところで働けるほうがいいと思う人が多いかもしれない。

でもだめだ。

ぜったいに「雇用延長」や「再雇用」はやめたほうがいい。

それは待遇が悪くなるからだけじゃない。給料が半分に減ったとしても、それは大した問題ではない。

問題は肩書だよ。そう、肩書。

かつての部下達は、肩書のない、ただの平社員でしかないあんたのことをいままでのように敬っちゃくれんぞ。いや、それどころかさげすんだ目で見降ろしてくるだろう。

「老害」「死んでほしい」「めんどくさ」・・・。

親父ギャグも、べたな下ネタも、何一つ通じなくなる。

昔いじめた部下ならここぞとばかりに反撃してくるに違いない。

それなら、全然違う環境に身をおいたほうが、精神衛生上いいだろう。前の職場にしがみつく人生に未来はねーぜ。

キャリアを生かして転職?

無理無理。ジジイに何ができるんだい。

やっぱり、老人アルバイターだよ。世代を超えたスタッフ達と無責任かつ単純作業にふけようじゃねーか。

休憩時間にエロトーク。

楽しいことが待ってるよ。

最後に、「定年後からの孤独入門」(著:河合薫、SB新書)という本に、老人アルバイターに参考になりそうな文言があったので引用させてもらうよ。

定年後、孤軍奮闘した「古戦場」を訪れたり、その界隈をさまよう人は実に多い。行きつけの飲み屋でママさんが振る舞う手料理や、それを肴に飲んだくれてた常連たちへの懐かしさに加え、かつての人間関係の中に自分の居場所を確認しようと心が無意識に動く。人間にはアイデンティティー(略)を探索する欲求があるため、楽しかった過去の人間関係に安寧を求めるのだ。

 

ところが現実は残酷である。

 

悲しいかな、他人は常に自分を映し出す鏡。そこに映ったのは何者でもなくなった、自分の姿だった。

 

みんな、頑張ろうぜ!

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

 

 

 

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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