吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「老人アルバイターが手本にする芸人 銀シャリ・橋本」です。
老人アルバイターは銀シャリ・橋本を手本にしている
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
老人アルバイターはなぜ話がおのしろくないのか?
永遠のテーマである。
しかし、老人アルバイターだって面白く話をしたいという願望はなくもない。
もはや主役にはなれずとも、少しは若い人や女性から、「あのジイサン面白いね」なんて言われたいもんなんだよ。
そんな俺達老人アルバイター達が、手本にしがちなのが、吉本興業の漫才コンビ、銀シャリだ。
2016年、Mー1優勝者。若手の実力者だ。
とくにつっこみの橋本直は、最高だね。いつも「うまいこと」を言って俺達を唸らせてくれる。
俺もあやかりたいと、橋本出演したテレビを録音することはおろか、DVDなどを見て常に勉強をしている。
老人アルバイターの話し方の見本。
これぞ銀シャリ・橋本なのである。
はなはだ迷惑 うまいことを言おうとする老人アルバイター
もちろん、我々は、身の丈をわきまえなければならない。
しょせん、老人の「うまいこと」など、誰も期待していないのだから。
ほどほどに、面白い話ができればそれでいい。
しかし、橋本に感化され、やたらと「うまいこと」を言いたがり、呆れられている老人アルバイターがいる。
藤岡武(69歳)。元大手流通企業でバイヤーをやっていたという、いけ好かないヤツだ。
こいつは、ほっとくと「うまいこと」を言おうとして、いつも外している。というのも、藤岡はうまそうで全然うまくないからだ。
藤岡は蕎麦ぎらいなのだが、その理由を聞かれ、「嫁の出産シーンを見た後に、異性として見れなくなった。そんな感じかなー。フェッ、フェッ、フェッ」と言いやがった。
全くうまくない。ていうか、何がフェッ、フェッ、フェッだ。
あと、誰かの悩みの理解者になったふりをし、「股間に入れ墨をいれた女にクンニリングスする男の気持ちに近いもんがあるんじゃない?フェッ、フェッ、フェッ」とこれまた意味不明なことを言う。
面白くもなんともないし、インテリジェンスの欠片も感じられないね。
しかし、藤岡はどんなに引かれても全然こたえない。
前向きなハートだけは称賛の価値はあるかもしれない。
さすが、大手流通企業で長年バイヤーをやっていた男だけはあるね。
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