吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。それを通じて世相を斬りまくる「愛の語り部」。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。彼こそが真の老人アルバイターであり、自他ともに認める人格者でもある。「老害」「死んでほしい」とさげすまされても、けっして引かない姿勢が信条。(写真はイメージ)
老人アルバイター評論家の吉田ゴンザブローです。
評論家のかたわら、自らも2つのアルバイトを掛け持ちする、正真正銘の老人アルバイターである。
さて、はっきり言わせていただく。
老人アルバイターの話はつまらない。全然面白くない。
先日、その理由として、現役時代に上司だったころの習性が抜けず、そこにあぐらをかいていることを挙げた。
しかし、それだけではない。
老人アルバイターが嫌われる原因として、「物のたとえが古すぎる」といったことも挙げられるはずだ。
仕事で、洗濯をする時がある。掃除に使うウエスやら作業着やらを、会社の洗濯機で洗うのだが、洗濯しに行く際に「これはアライチューだな」と言いながら、洗濯場に行った老人アルバイターがいた。
アライチュー?
覚えている人は少ないだろうが、「アライチュー」とはつまり、元ドリフターズのメンバーの「荒井注」とかけているのだが、若いひとは何のことだかわからない。荒井がドリフターズを引退したのが昭和49年なのだから、かれこれ46年になる。ちなみに先日亡くなった志村けんさんは、荒井の後任だ。
そんな古い話を聞いて喜ぶ若いひとはいない。
だから、ますますジェネレーションギャップが深まり、まわりから浮き上がる。
あと、ワルっぽいやつのことを「横浜銀蝿みたい」と言う老人アルバイターもまま見かける。
要注意だ。
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