シニア世代からの提言。老人アルバイターを使う上司達へ!

老人アルバイターを使う上司達へ
吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。

 

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローである。

老人アルバイターを取りまとめる社員たちを見ているとホントに大変だなーと思うよ。

老人はワガママだし、いつも好き勝手いってる。

老ターを管理しているのは、だいたい若い平社員が多いから、世代ギャツプにも悩まされるんだろうね。

今回は、そんな、老ターを束ねる「上司達」へ、老人アルバイターの使い方のコツを伝授しよう。

まず、敬語はあまり使っちゃいけない。もちろん敬語がいけないということではない。ただ、あまりヘリ下ると、ここぞという時に舐められてしまう。だから常に五分五分の関係を築いておくために、敬語は極力使わないことを勧める。

じゃあ、上から行くのか、というとそうじゃない。若い社員が上からものを言うと、間違いなく角が立つ。こうなったら、ぎすぎすして最悪の状態になってしまう。

ちょっと難しいが、「正しく」ため口をきくんだ。

例をあげよう。会話風に書いておくから参考にしてほしい。

「俺はなー、つい5年前まで、部下が80人いる部長だったんだぜ。あんたらみたいな下っ端に何がわかる!!!」

『吉田さん、すごいよねー。部長だったんだねー。俺には一生かかってもなれないよ。いやー。すごいよ。』

こんな感じで会話を進めといて、最後の決め所で初めて敬語を挟むんだ。

『吉田さん、いや部長。ここは一つ私の言うことを飲んでいただけないですか。お願いします。』

敬語は最後の最後に決めろ!

普段友達としていい関係を築いといて、動かす時にいっきに敬語を使えば、単純な老人アルバイター達は、すぐにあんたのファンになっちまうだろう。

あと、自分の親以上に歳の離れた老人と何を話していいかわからないというのが、うまくコミュニケーションをとれない理由だろう。

この問題を解決する方法は、簡単だ。

さきほど言ったが、老人アルバイターは単純だから、まずはほどよく褒めてあげることだ。「ちんちんがでかそう!」「女にモテそう!」など、テンプレートをきめといて、機械的に会話してあげれば、けっこう盛り上がるよ。

女にもてそうと言われていやがる老人アルバイターは皆無だからだ。

そして、どーでもいい質問もいくつか用意しておくこと。

例えば、「犬は好き?」「今日は暑いね」「野球はどこが好き?」など3つもあればじゅうぶんだ。

それでも、老人が懐かなかったら?

休憩時間に、もちの差し入れをしろ!

喉詰まらして死んじまうから・・・。

まー、うまくやりなさいよ。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

 

 

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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