吉田ゴンザブロー
老人アルバイター評論家。昭和24年生まれの団塊の世代。老人アルバイターの生態を解析し、世の中をぶった斬っている。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。彼こそが、真の老人アルバイターであり、自他ともに認める人格者でもある。老害とさげすまされても、けっして引かない姿勢が信条。(写真はイメージ)
老人アルバイター評論家の吉田ゴンザブローだ。よろしく。
今日の心にしみる言葉。
「同情するなら金をくれ!」
何とも薄汚い言葉である。
CSか何かで「家なき子」がやっていて、そう感じずにはいられなかった。
気持ちはよくわかるが、言い方がひどすぎる
いくら弱者だからといって、他人にお金を無心するのに「くれ!」とはなんだ。
細木数子先生が一番嫌いそうな発想だな。
俺ならせいぜい「同情していただけるんでしたら、せめてお金を恵んでいただけないでしょうか・・・。」くらい卑屈になって言いますよ。
我々老人アルバイターは、弱者中の弱者。ガチ中のガチ。そんなレベルの存在なのだ。
「お金を恵んでいただく」みたいな、そんな殊勝な態度でアルバイトするくらいでいい。
我々に求められているのは、ただそこに「居る」ということだけ。
ガチ中のガチは、ただただ可愛らしく生きていくしか方法はありませんよ。
過去の実績や栄光などみじんも価値はない。
同情していただけるのでしたら、せめてアルバイトさせていただけないでしょうか・・・、くらいの謙虚な気持ちで事にあたらなくてはいけない。
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