老人スーパーバイト列伝 スーパーの社員はバカばかり

老人アルバイター泣ける話

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家) 

昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「老人スーパーバイト列伝 スーパーの社員はバカばかり」です。人生100年時代。今からでもおそくねーぜ!

 

スーパーで働くヤツって嫌なヤツが多いよね

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

昨日は、スーパーのアルバイトでスイカを1000玉出した話をしたけど、それとは違うチエーンストアーで1年近くバイトしたことがある。

そこでも青果売り場で働いたが、あまりいい思い出がない。

スーパーはホントにやな職場だ。なんたって調子こいているヤツが多い。

スーパの特徴は、その人間関係の複雑さだ。

店のトップはもちろん店長なのだが、本社の人間が幅を利かせていて、突然現れては、売り場のチーフに威張り散らし、それだけなら許せるが、末端のアルバイトやパートにさえ高圧的な態度をするんだ。

みんな、関西とは程遠い地域に住んでいるくせに、なぜかぎこちない関西弁を使う。

「自分、あれやなー」とか、まー、偉そうな態度をする。

上がそうだから、年齢関係なく、若くても社員というだけで、めちゃめちゃエラソーなヤツが多いのがスーパーだ。

俺がバイトをしていた青果売り場のチーフは、当時34歳。まだぼくちゃんみたいな顔をいた若造のくせに、まーエラソーで、いつかぜったい殴ってやろうかと思っていた。

また、パートのおばさん連中もかんじが悪く、最悪な人間関係で、あの頃は本当に頑張ったと、自分をほめてあげたいよ。

 

生意気なバイヤーに当たり散らされトラウマになる

その34歳のチーフは、偉そうな態度とは裏腹に仕事のできないヤツだった。

発注もまともにできなくて、いつも過剰な在庫を抱えていたので、そこの青果売り場の鮮度は最悪だった。

へたすりゃ在庫の段階で腐れているんだから・・・。

ただただ、朝の品出しで意味不明に商品を山積みする。「先入れ先出し」というスーパーでの基本中の基本ができていないから、商品が全然回らないのだ。

それでも、夕方になれば、「あとは頼むねー」と言って帰っていくバカ野郎。

ある日、チーフが帰った後に、事件が起こる。

売り場に残っていたのは、俺とFランクの大学生の伊東ちゃんだけだったのだが、いきなり、担当のバイヤーとかいう、商品部の社員が店の視察にやってきた。

あまりにも鮮度の悪い売り場を見て、怒り出したのはいいが、なぜか俺を呼び出し、売り場で怒鳴りつけたのだ。

「おい、何でこんな腐れたもん店にだしとんじゃー、われー」ってなかんじで俺を責めるバイヤー。

『いや、私はバイトで夕方から来ているんで、そなんこと言われても困るんですよ』と言ったが、怒りが収まらないのか、俺に当たりちらし、「腐れてる商品全部下げんかい!」とか怒鳴り散らしまくる。

客がいっぱいいる売り場で、ありえんでしょー。

まー、けっきょく俺は言われるままで、半べそになるばかりだった。

信じられないと思うが、そのスーパーは一部上場の大手企業なんだよ。

あれはもう10年以上前の話で、今はもうそんなことをする社員はいないと思うが、俺はその事件がトラウマになって、しばらく抑うつ状態になってしまった。

弱い立場の人間にそういう態度をするのは、とても許されたことじゃないよ。

ところで、34歳のチーフだが、その年の12月前、年末商戦が始まる頃に失踪するという事件を起こし、そのまま会社を辞めている。

中日の門倉コーチみたいな事件は、今も昔も変わりゃしないね。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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