吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「高齢社会における病院とサザンオールスターズ」です。風俗行きてー。
病院はジジイババアの居場所である
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
先日、持病の定期検査でとある病院へ行った。
その病院は専門病院で、朝から大盛況。顔色の悪いジジイとババアが嬉々として押しかけ、座る場所すらない。
「ケッ、色気もクソもありゃしねー」
ついつい愚痴のひとつも出てしまう。
その日は本格的な検査日で、計6項目の検査があったのだが、待ち時間が長く、嫌気がさしてくる。
いっしょに待っているジジイやババアを見ていて、どこかで見た風景だなぁとしばらく思っていた。
これ、どっかで観たなと。
しばらくしてそれが何かわかった。
サザンオールスターズのコンサート会場の風景と瓜二つだったのだ。
若いネエチャンなんていないサザンのコンサート
何年か前、サザンオールスターズのコンサートを初めて観に行った。
2019年のドームツアーである。
実をいうと、そこでの光景に唖然としてしまった。観客は、ジジイとババアしかいなかったからである。
みんなサザンといえば、「夏」というイメージがあるのではないだろうか。
サザンのDVDを見ていると、カンカン帽とアロハを着た若く綺麗なおねえちゃん達が、キャーキャー言っているシーンが何度も映る。
俺も、あんなイメージを描いていた。
しかし、あれはウソだ。
「呼ばれて揉まれて抱かれていい気持ちにしていた女」(※1)も「Aクラスのねえちゃん」(※2)もどこにも見当たらない。
そもそも若いヤツなんかいない。ハゲとデブのジジイとしわくちゃなババアばかりだ。
考えてみれば、桑田佳祐は昭和31年2月生まれの65歳。ファンも歳をとるわけだよ。
今考えればだが、あれは病院の待合室だ。色気もクソもありゃしねー。
これが高齢社会なんだね。
日本は衰退国だと言われる所以だよ。
いや、それにしても桑田佳祐はすごかったなー。60歳過ぎて、1回のステージで30曲以上歌うんだから。
※1、出展元「女呼んでブギ」https://www.youtube.com/watch?v=qg0-spuS184
※2、出展元「太陽は罪な奴」https://www.youtube.com/watch?v=9gCSdLAzlgc
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