吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「食べることばかり考えているヤツはバカである」です。
自分の欲望に忠実なのは賤しい行為だ
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
最近のテレビは「食うこと」ばかりで嫌になる。
ドラマはグルメドラマ。
バラエティーは食レポ。
地元の情報番組を見ても「スイーツがうまい」だのなんだの、食うしかないのかってくらい、テレビの題材は「食」しかない。
周りを見ても、食うことばかりしか考えていないバカばかりで嫌気がする。
「○○を食べたーい」ってばかり言ってる人間ってどうだろ。
たいがいは、ちょいデブばかりである。
とにかく「食べたい、食べたい」って言うやつは、俺からみれば、とてもいやらしい人間だ。
というのも、俺は、自分の欲望に忠実なのを否定はしないが、それをストレートに出すことは、とても卑しいことではないかと思うからだ。
昔、知り合いで、北海道生まれ北海道育ちの生粋の「どさんこ」の男が、地元北海道の式場で、沖縄をテーマにした披露宴を行った。
「沖縄のよさをみなさんに知っていただきたい」とのことだった。
なんでも、沖縄の文化に傾倒し、地元の「沖縄文化サークル」に入会したその知り合いは、そこで、同じ「どさんこ」の女性と知り合い、「沖縄かぶれ」になってしまったということらしい。
いや、沖縄の文化に心酔することも、そこで恋人を見つけて、結婚したことも別にどうでもいい。
しかし、それを結婚式でテーマにして遂行することはあまりにもバカげている。
自分の好きなものを人に押し付けるこの図々しさ。いやらしいったらありゃしない。
おっと話しがそれたね。
つまりは、自分の欲望にあまりにも忠実なのはいかがなものかということだ。
溢れんばかりの食欲を全面に出し、惜しげもなく「○○食べたーい!」と白昼堂々と叫ぶことは、昼間っから、「SEXしたーい」と叫んでいるのと何も変わらない。
なんとも卑しき行為である。
だいたい、そういうヤツはバカで、教養がない。
ていうか、俺たち老人アルバイターも、バイト中にエロいことばかりしゃべっているな。
つまりは、俺たちもバカで教養がないってことか。
すいません。
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
コメント