吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。73歳老人。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「老人が嫌われる理由はその食べ方にある」です。
ラーメン屋で大盛を頼む食の細いジジイ達 はなはだ不愉快!
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
老人が嫌われる理由として、その食べ方のキモさがあげられる。
老人は食が細くなるにつれ、食い意地が激しくなる。
まず、食べてすぐ「歳取るとあんまり食えなくなるよね」などと嘆き、箸が進まなくなる。
しかし、「もう限界」といいながら、ぜったいに残さない。
「わしらの子供の頃は、満足に食べられなかったから残せないんだよね・・・」などと、変な言い訳をし、ゲホゲホしながら時間をかけて完食する。
今日、昼に入ったラーメン屋で70代くらいの観光客4人が、ミソラーメンが美味しいと言われているラーメン屋で、ミソラーメン(コーン・チャーシュー入り)大盛を頼んでおきながら、箸を2回つっついたところで、「あー、もう限界」、「ちょっとボリュームありすぎない?」などとぼやき始めた。
ずーっと「あー多い、多い」といいながら食っているのである。
そのうちの一人は「残すと作った人に悪い」とか言っていたな。
俺は、なんだ、このジジイら、と気分が悪くなった。
『そんなに食えないなら、最初から大盛(コーン・チャーシュー入り)なんか食うなよ』と。
ジジイ達は、なんだかんだ言いながら完食するどころかスープまでも飲み干した。
そして、予想通り「わしらが子供の頃、ラーメンなんて食えんかったんや」とテンプレートなセリフを吐きながら帰っていった。
このジジイ達は何と戦っているのか、死んでもうまいラーメンを食いたいのか、それとも過去のひもじさにリベンジしているのか、貧乏に耐えて今があることをアピールしたいのか。
とにかく、食が細いくせに、我慢してご飯を食べている老人ほどムカつくものはない。
老人の俺が見てそう思うのだから、間違いない。
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